カウンセリング行ってきた

1ヶ月に1回のカウンセリングへ行ってきました。

 

特に今している仕事について話したんですけど、

色々と気づきがあったのでまとめていきたいです。

 

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1.相手が羨ましいからイライラする

まず私はカウンセラーに言いました。

「なぜかわからないけど、今働いている先のボス(業務委託先の社長)に対してすごくイライラしているんです。私もそんな人のこととやかく言えるわけでもないのに、何故かすごくイライラして辛いから、その理由を一緒に探りたいです」と。

 

「私はケアレスミスがすごかったり、忘れやすかったりするけど、このボスも実は私と同じぐらいミスがすごいし、忘れやすいんです。自分と同じぐらい忘れる人は初めて出会ったんですけど....なんかイライラするんです。」

 

それで話していく中で、そのボスに対して羨ましいとかそういう気持ちがあって、不公平だと感じるからイライラしているのではないだろうか、と。

 

言われたときはどうとも思わなかったけど、帰ってきてからじわじわと私は羨ましくて妬ましかったんだなって思った。

 

でもそれはこのボスだけではなく、普通に働けている人みんなを妬ましく感じていたんだな、と気づきました。

 

後でこれについて書きます。

 

2、ケアレスミス=悪いことではない

「確かに羨ましいっていう気持ちはあるんですけど、それだけっていうよりは...なんか昔の自分を見ているような気持ちなんですよね」

「この経営者はすごく人とのつながりを大事にするっていう話をする割には、物を大切に扱わないんです。私が行った仕事をチェックしないのは、私にとって自由があっていいですけど、本当にお客さんのことを気にしているなら、私はケアレスミスが多いってことわかっているんだから、なぜチェックしてくれなかったんだろうって思ったんです」

 

「私も社会人1年目の頃は人との繋がりが大事だって言っていたけど、結局結果が出なければ、口だけになるって私は学んだし、私はそれに今は賛同しています」

 

「自分ができる以上のことをしていて、自分を追い詰めている自覚はありますが、それは最低のスタンダードをこなすのに必要であって、それができていない経営者の方を見て、昔の自分を見ているようでイライラします」と言いました。

 

そうなんです、自分で正社員をやめて、自分で働く人を選べるわけだから、ケアレスミスをこれでもかってぐらい直す必要はなくなったんです。

 

それでもその気持ちが抜けないのは、私自身社会人になって言われてそうだなって感じたし、まあ、あとは周りに言われるのが怖いんだと思います。

 

カウンセラーは、少し納得がいかない様子で、たしかにそこだけ抜いてみたら経営者の人は、そうかもしれないね。あなたはより整合性のある働き方をできるようになったのね。

 

けどケアレスミスばかりするといっても、他にいいところだってある。私もケアレスミスがすごいかもしれないけど、人より深く考えるし、クリエイティブだと思うよ、と言ってくれました。

 

3.スイッチがあるのは悪いことではない

「でも私の行うミスは全て致命的だと言われます。私もだから気が抜けなくなるんです。気を抜いたら致命的なミスをしてしまうみたいで」

 

「それは周りの雰囲気にも影響するし、私自身自己中心的になるので、そんな自分が嫌なんです。」

と言ったら、

 

カウンセラーは誰にだってそういうことはあると言いいました。

今は集中するときだから、周りを気にせず自分のことをやる。それが終わったらスイッチを切り替えて、楽観的になる、という風に違う自分を切り替えて、楽しむことはいいのではないか、といわれました。

 

4. コントロールすることでコントロールされないようにしていた

「けどそれはなにも事務作業をしているだけではなく、日本語を教えるレッスンでも、最初は楽しくできていたのに、最後の方は疲れてしまいます。」

「こんなふうになにをするのにも疲れていたら、これ以上長く働くことができないし、それは収入的に困ります」

 

といったらコントロールをしようとしていないか、と言われましたね。

 

自分の思うように相手を動かしたい、という気持ちが強くなるし、それで動くわけでもないから疲れるのではないか、と。

 

でもなぜ私はコントロールしたいのか分からないので、聞いてみると

 

相手をコントロールすることで、自分がコントロールされないようにしているのではないか、ということらしい。

 

たしかに、とは聞いて思いました。

 

いつも相手がなにか間違えないかなっていつの間に思っていたし、間違えるとそれを喜んでいる自分がいました。

 

自分でもなぜ喜んでいるのか分からなかったけど、今思うと相手がミスしたことで私ばかりミスしていた部分のバランスが戻るし、

自分が上にいる限り、相手が私の上に立つことはないから安心するんだろうなって思いました。

 

最低ですね。笑

 

5. はみ出したから間違っているわけではない

「でもどうすればコントロールすることをやめられるのか分からないです。放っておいたらコントロールされる気持ちから逃げられないし、実際にコントロールされているなって感じるんです。」

 

「つい今日起きたことですけど、私が野菜の仕分けのときに新聞紙で野菜を巻いていたのですが、潰れているアスパラガスがあったんです。」

 

「そこに配達のおっちゃんがきて、こんなの裏返して隠せばいいじゃないか、と言ってきたわけです。私はテープが貼ってあるから裏返せない、と言ったら、そんなのテープを切ってまた貼り直せばいいじゃないか、といったんです。」

 

「彼のアイディアは悪くない。けど日本人はテープを切って貼ってという使い古したような感じを嫌うから、私は良くないと思った。けどそれを言ったところで、きっとこの人は理解できないと思ったんです。」

 

「というのも今までも同じような状況になって、私の意見を説明したことがあるのですが、そのたんびにそこまで考える人いないよ、とかいや、絶対にこれはこうでしょって言われるし、周りもその人と同じ考えを持っている人が多いから、いうのをやめるんです」

 

「だから自分の意見をストレートに言えないので、いつも上司とかに聞いて答えをもらうことで自分の立場や意見を守るんです。上司の言うことは絶対ですから。」

 

「けどそれが周りからみたら私は自分の意見を持っていなくて、周りによっていうことを左右されているように見えるんだと思います。後、皆が私は考えていない、というように、多分私もなにも言われないよう、無意識に自分で考えて動くのではなくて、周りを見て動いているんだなって気づきました。だから考えていないって言われるのかな、と。」

 

「だから自分の意見を言えばおそらくそう言われるし、言わなければコントロールされる。どうすればコントロールされることから抜け出せるのか分からないです。」

 

それをカウンセラーに伝えると、私の意見は合理的だと言いました。なにもおかしなことは言っていないし、だから自分はこう考えているんだけどなって思っていいし、それをもっと周りに言ってもいいと思う、と言われた。

 

そしてこうなるのは別に私が変なことを言っているからではなく、私が人より人を思ったり、物事を思慮深く見るから、ビジネスのために仕事をしているからはあなたの考えていることがそんなに重要に思えないから起きていることであって、決して私の考えていることは悪くないし、むしろ長所だと言ってくれました。

 

これは目から鱗でした。人の言っていることに合わせている自分を私は弱いと思っていたけど、そう言われると確かに私は周りの反応などをみて、自分の意見を変えているだけで、別に言う勇気がないわけではなかったんだな、と思いました。

 

自分はずっと周りの目を気にしてばかりで、自分に自信を持てないやつだって思っていたけど、カウンセラーの言ったことによって、ただ自分は思慮深かったんだと考えることができました。

 

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てな感じですかね。

 

自分の嫌だなって思っていたところとか、悩んでいたことが結構スッキリしました。

自分のいいところに目を向けるのも大事だなって思ったセッションでした。