やりたいことをやった方がいいのか、という話をまたしている理由

私は今ライティング業とかをメインに仕事しているわけなのですが、

すっごくやりたくてやっているわけではありません。

 

もうこれのために私は生きているんだ!!っていうよりは

仕事だから、これぐらいやらないと、という気分でやっています。

 

こうやってタイプするのは好きなんですが、商業向けに書こうって思うとストレスを感じる。

最近もカジノ関連のライティングを頼まれることが多いんです。

 

新しいことを学ぶのは好きなんですよ。

けど全く知識がないから、こう色々と調べるわけです。

 

これがこう自分に役立つ情報ならいいんですけど、

カジノの情報ってカジノで勝ちたい人ただけに役立つ知識な気もするんです。

 

最近も脱毛について書いたんですよ。

けど書いたというよりは、この場所にはこんなクリニックがあるという紹介です。

 

私はその周辺に住んでいないし、

脱毛へ行く予定もないし、

とかそういう気持ちは持ちつつもお仕事していたわけです。

 

いつか安心してフリーランスライターとして働けるまで。

そう思ってやっていたんですが、

 

日本に来て妹を見てちょっと考えがまた変わりました。

妹は今自分の好きなものを自分の好きな形で売っているにも関わらず、

私の3倍以上のお給与を稼いでいます。

 

多分そこらへんの社会人よりも何倍も稼いでいる。

もちろん大変だとは思うんです。

毎日6時間睡眠で家を出ては入って、キッチンで立ってって。

 

けど私は調理がすごくしたいんです。

全然キッチンに8時間立っているのも苦ではないんです。

 

だから、彼女が楽しんでやっているのを見ると、

すごく自分が悔しくなったんです。

 

確かに唐揚げは私売りましたが、本当に自分が売りたかったものではない。

私はまだ本当に自分のやりたいことに挑戦できていない。

それなのに、私は唐揚げがうまく売れていないのを見て私は諦めました。

そんな自分に嫌気がさしました。

 

本音で言うと、妹が若いからこそ挑戦しやすいって言うのはあったと思います。

それでも自分のやりたいことを自分の努力や周囲の力で叶えている彼女を見てすごく羨ましく思いました。

けど私は羨ましく思っているだけで、まだ何一つできていません。

 

そんな自分に対して悔しいと思いました。

なぜできないんだと。

売ってみればいいと。

 

多分唐揚げ売れなかったのがすごくショックなんですよ。

私の作っているものは美味しいし、

自分も唐揚げは売れると信じて作ったのに、

たくさん投稿もしたし、どうすれば売れるかなっていろんなことしたのに

うまくいかなかった。

自分でもなぜかわからなかった。

 

だから自信を失いました。

美味しければいいとはならないし、

新しくて面白いと思ってもらえたら買ってもらえるわけではない。

私にはきっとマーケティングスキルがない。

 

そう決めつけてはいけないと思うんですけど、

自分が頑張ってきたことが身になっていないのを思って恐怖を覚えました。

どこかで自分のやっていることが身になる。

そういう力が自分にはある、と過大評価していたのかもしれません。

 

周りはこれを経験にして、またなにかを始めればいいと言いました。

けど私は始めることの怖さを知った。

 

唐揚げをオンラインで売るだけなのに、

私はレシピ開発費や広告費で5、6万円出費し、

時間もたくさん費やしました。

 

シンプルだと思うものを売ったのに。

 

じゃあ私が今から自分のやりたいものを売るとして、後どれだけの出費が必要なんだろう。

フリーランスは働く時間が短くなれば、その分お給与も減る。

私の作りたいものはもっと色んな食材が必要になるので、

5、6万円では終わらないかもしれない。

 

そもそも食品は食中毒になる恐れを持っているので、

オンラインで買いたいと思う人がそもそもいるのだろうか。

店舗を借りたほうがいいのだろうか。

そしたら私はあとどれだけのお金と時間が必要なんだろうか、と。

ぐるぐると思考が巡り、

 

いつの間にか考えることをやめたのかもしれません。

 

妹を見て、羨ましいと思っていることに気づいた瞬間、

涙が溢れました。

それぐらいまでに私は自分のご飯を売って、美味しいって思ってもらいたいのだと気づきました。

 

だからそれなら私はなぜここでお仕事でその気持ちを紛らわしているんだろう。

なんで私は自分のやりたいことがわかっているのに、

別のことをしているんだろう

 

そんな気持ちが湧き上がってきました。

 

だから、今はお仕事の合間を縫ってになりますが、またやることを考えたいな、と思いました。

 

それには何をどうすればいいのか、というところまでわかっていないので、考えたいと思います。