色んなことが起きました

本当は事柄ごとに生地を作りたかったのですが、

精神的に辛くて難しそうだったので、さらっと話すことにしました。

 

まず私仕事を解雇されました。

今までの人生、仕事を短期間で自分の意思で辞めたりすることはあっても、

企業側からお前はうちに合っていない、と言われたのは初めてだった。

 

解雇の話をする前に新しい人を二人雇った、というのを聞いて、

あ、私これ自分に全く知らされずに解雇する準備しているなって思った。

すっごく嫌な気持ちになったし、

私の方にも色々と不満は溜まっていたのに、

紙まで準備されて、

今日ちょっと話したいって言われて、

何も言うことないならサインしてくれっていうのは、

いかがなものだろうかと思った。

 

紙まで用意してあるのに、

そこでちょっと待って、サインできない、なんて言えることもないし、

私に考える余地も与えてくれなかった。

多分与えられても同じ答えを出していたと思う。

 

それでもやり方が少々汚い、と個人的に感じてしまった。

もちろん辞めるまでに2週間くれたのは良かった。

その場でもういいよ、と言ったり、

明日からもう来なくてもいいよ、という言い方はして来なかった。

それだけマシだと思う。

 

でもまあショックっちゃショックだった。

きっと相手から来なかったから私から今週言っていただろうし....。

 

でもね、所々最初に言ってた話と違うじゃないか、という気持ちにはなった。

うちの会社は食に関することなんもできないよ、と言われて、

私はそれでいい、と言ったのに、それを理由に合わないから辞めましょう、と言われた。

仕事も、思っていた人材と違う、と言われたけど、

それは第二次面接のときにしっかりと、思っていた感じとおそらく違うことも伝えた。

 

仕事をしていく中でも、

もし私に何らかの期待をしているなら、

ある時点で多分うまくいかなくなるって言う話もした。

そのときも、今の私を育てたい、というようなことを言った。

 

それからのこれだったから正直心の中ではすっごく煮えたぎってる。

でももうそれを口に出すのも疲れて、

私はただ、はい。はい。今までありがとうございました、とだけ言ってサインした。

 

全部確かめて、それでいいって言ったのに、結局ダメだったんじゃんって思った。

笑顔でさえいてくれればいい、ってきっとそんなことなかったと思う。

自分を諦めている、と言われたけど、

諦めていないし、どうにかしたいって自分でも思っていた。

 

だからなんだろう、

「あなたのスタンダードが思いの外低かったから、雇えない」って言われたような気がした。

もうそれについては話していたのに。

 

ちょっと自分でも何に対して怒っているのかわからない。

全てに怒っているんだとは思うけど、

まるで相手たちの方が有利に見えるように、

合っているかのように話を持ってくるところうざいと思った。

 

ここからは愚痴だけど、

正直彼らが持ってきている商品がシンガポールで売れると思わない。

下駄も、あれだけシンガポールに持ってきて、本当に履く人がいると思うか?と思ってしまったし、

籠バッグなんて湿気の多いシンガポールで売れるわけがない。

竹徳利も同じ理由で、手間がかかるから置きたいと思わないって思った。

 

しかも、呼び込みたいお客さんが欧米系の人だって言ってた。

それならなぜジブリおじさんをお願いしたんだろう、とも思った。

 

ゆずのお菓子も売れなくて当たり前だと私は思ったし、

売れるためにpopを作ったら「酸っぱいところが売りなんだから、こうやって書くな」って指示を受けてすごく嫌な気持ちになった。

日本人のみかん酸っぱい、とシンガポール人のみかん酸っぱいは違うからね。

シンガポール人の気持ちや考えを分かっていない上で、

自分たちがいい!って思ったものを独自に入れているから、

このままだと潰れる気がする。

自分たちの売っているものに誇りを持っていることは素敵だと思う。

そのサービスをお客さんが喜んで受けているのも見えるし、

そういう経験を与えられるって素敵だと思う。

素晴らしいと思う。

 

でも人の意見に耳を傾けないで、

自分たちの考えやスタンダードこそが正しい、一番上、と考えている内は、

多分その範囲でしか成長ができないと思う。

 

私の社長はおそらく社会人経験がないこともあって、

他の人と働くってどういうことかまだ分かっていないんだと思う。

自分が今どれだけ周りの人に恵まれていて、

自分の母親の娘だって言うだけで、

どれだけ周りが気を使っているのか、

知らないと思う。

 

自分をただミラーリングしているだけで、

彼女は大丈夫なのかもしれない。

実際私よりしっかりはしているし。

でも、そうやってこの人はいい人、悪い人って決めつけているあたり、

まだ青いな、と思ってしまった。

それを自分でも理解していないのに、

よく人にあれこれ言えるなって思ってしまった。

 

私のことを新入りで経験がなく、社会人経験も浅い、とか言ってきた。

私はなぜ日系企業で社会人マナーを学んだにもかかわらず、

それぐらいしかできないのだ、と言ってきた。

お前に言われたくないわ、と正直思った。

確かに私の敬語は完璧ではないけど、

日本人だって皆完璧なわけではない。

彼女がもし完璧に敬語が話せるならまだしも、

自分の敬語だって微妙だし、

もっと言ってしまえば普通の日本語の語尾でさえ、

なんかおかしいのに、

そんな人に敬語なんでそんなにできないんでしょうかね、って言われて、

あ、すいませんってなれるかって言う話です。

 

やれるはずなのに、なんでできないんでしょうねえって言われるたびに

すごい傷ついたし、

なんでこの人たちは自分たちの物差しでしか物事を見れないんだろうって思った。

そしてそれをなぜ周りの人たちに見せつけるのだろうかって思った。

こんなに気持ち悪いって思った人たちはいない。

 

私が彼女たちをそこまでおかしくさせてしまったのだろうかって思ったこともある。

私ではない他の人たちが入ってきたら、

おそらくここまで言わせないんだろうなあ、とか。

色んなことを思った。

私が言わせるのを許している部分もあるのだと思う。

何回もミスするし、何回も忘れるから、

だからこの人は何を言われても受け入れるしかないでしょって感じで、

言ってくるのだと思う。

 

それってなんか悔しい。

こいつになら何言ってもいいって思われたってことでしょう。

私のすること全てが間違えているって捉えられたってことでしょう。

私がどれだけ自分はこう思ったからこうしたって言っても、

それは間違えている、とか

なんでそんなふうに考えるんだろうって馬鹿にされるんでしょう。

 

すごく嫌な気分になった。

 

まあ、私になにもないって二人は感じて、解雇したわけで....

私の持っているものがこの会社で生かされないっていう言い方ではなくて、

なにも持っていないから使えないって言われたわけだから、

なにも持っていない人なんてこの世の中に私はいないと思うし、

私の持っているものが見えなかったのであれば、

すごく残念な人たちだと思った。

 

はい、ただ悪口が言いたいだけです。

すごく嫌な気持ちになったから。

 

誰かにあなたに何もないって言われるのって結構ショックなんだよ。

25年間生きてきたこと全てを否定されたような気持ちになるんだよ。

 

私よりも英語、中国語が上手で、日本語を学ぶ意欲のある子を私よりも安く雇って、

それでハッピーならそれでいいと思う。

けど、多分それはそれで色んなことに直面すると私は個人的に思った。

 

シンガポール人として生きる人と

日本人として生きる人と、

どちらの文化を知っている人とでは

生き方や考え方が違う。

それを理解していないと感じた。

 

なんだろう、私何に怒っているのだろう。

ある意味、図星だったんだと思う。

確かに私は皆が思っているほど、英語、日本語、中国語ができない。

愛育ってないし、社会人としてのマナーも欠けていると思う。

仕事ができるわけでもないし、なんでもきっちりやろうとしているわけでもない。

 

でもそれを理解してくれている上で雇ってくれているのかと思ったから余計ショックだったんだと思う。

最初に私が働きたいって言ったときに

「物を大切に思う気持ちがユキさんにあるから、そこだけを見て私たちは取った。だから仕事ができなくても大丈夫!」と言っていたのに、

結局嘘になってしまった。

いくら気持ちがあったところで、やはり能力がない、と判断したら捨てるんだなって思ったときに、

人の言うことを信頼できないなって思ってしまった。

仕事ができない、ということも伝えたし、

それがおそらく3ヶ月経ってもなんとかなるものではないってことも伝えたのに、

やはり理解していなかったんだなって思った。

 

長期的にこんな私でもいいから価値を見出せてくれるところと

今度こそ私は働けたと思ってたから、

ショックだったのだと思う。

 

結局同じだったなって思った。

それでもよく耐えてくれた方だと思う。

社長は言い方がきついながらも、

私とどうやって向き合っていけばよくなるのかを必死に考えていてくれたのだと思う。

でも結果は同じだったから

なんか希望を失ったと言うか、

やっぱり皆の大丈夫、は大丈夫ではなくて、

私の経歴や外観だけを見て、

勝手にこれぐらいの能力はある、と見積もった上で言う

大丈夫、なんだなって思った。

 

今度こそ、本当に私をありのまま、

私の私らしさをいい、と思ってくれるところと働きたいって思っていたんだけどな。

難しかったか。

 

まあ、それが一つ目です。

もう一つが、私鬱になりました。

おととい、クリニックに行ったのですが、

鬱ということで、薬を処方されました。

すごい強くて辛かったし、

そもそも自分が本当にうつ病だったっていう事実を受け入れるのも辛かったんだと思う。

自分がうつ病のせいで、ケアレスミスが増えたり、

物忘れが激しくなっていたんだって、

治るものだと思えて安心した気持ちもあるけど、

 

あ、私病気なんだっていうショックもあった。

今の自分に病名がつくって辛い。

私自身何も変わっていないのに、

病名がつくほどで何か違うものに少しなったかのような気持ちになる。

 

父から見て、私は病気持ちの娘なんだって思った。

すっごく驚いた声で聞き返してきたからね。

あ、やっぱり自分の娘がそういうものになるのが嫌だと感じたんだろうなって思った。

 

余計にこんな自分を誰も受け入れるわけがないんだって思ってしまった。

 

この二つの出来事がこの2日間で起きたわけで、

私の中でうまく吸収することができなかった。

ただただ辛くて、

今日も会社に行けませんでした。

犬の世話も終わって、

もう自由の身になったはずなのに、

この先どうすればいいのか分からない。

 

ただもう辛い思いをしながら仕事をするのは終わりにしたいと思った。