鬱だった....?

「ツレがウツになりまして」という映画があるのですが、

ウツになった夫を支える妻の描く漫画が元になっています。

 

私自身鬱を診断しにいったことはなかったのですが、

以前発達障害の診断にいったら

発達障害ではないですよ。それよりも鬱の診断をしたほうがいいと思います」と言われた。

 

鬱?!私が??と大学生入りたての頃は思っていたんですけど、

徐々に自分でもそうなのか、と納得し始めたのを覚えています。

 

だって、コンビニで物を買うのでさえ怖くなっていたのですから。笑

 

そういう背景もあって大学卒業後にこの映画を見たのですが、

泣ける。

 

同じ体験をしたからなのかな。

もうなんかいちいち共感できるんです。

 

辛い、という気持ちや

自殺したいっていう思いから

なんでこんなこともできないんだっていう気持ち、

 

全てわかるんです。

だから初めて映画を見ながら嗚咽音出して泣きましたね。

 

....2回目か。

 

でもそんなことをふと昨日思い出して、

鬱関連の映画を見るのもいいかも、と探していました。

 

結局見つからなかったんですよね。

それで、netflixにも「ツレがウツになりまして」がなかったので、

じゃあ漫画を買おう、と

 

ネットを通じて、初めて「ツレがウツになりまして」の漫画を3冊買って読んでました。

 

すると不思議というか、

映画と内容はほぼほぼ一緒なのですが、

また新しい気持ちで読めました。

 

いや、不思議というのは

その感覚も不思議だったのですが、

 

映画ではわからなかったのですが、

私もしかしたら小学生の時から鬱だったのでは....?

 

思えば、体がなんか起き上がりづらいな、と初めて思ったのは

小学4年生のとき。

確か休みで、起きようと思ったらダルかったんですよね。

その日だけかなって思ったら、

次の日も、その次の日も体がだるかった。

 

歳かな、とその時に思ったのは覚えています。

 

後肩こりがひどいことなども鬱の症状だと、

その漫画を読んだ後に検索して知ったのですが、

そういえば周りに「ユキちゃんの肩かたい!凝ってる!」って言われたのも

小学4年生の体育の授業でストレッチをしていたときだった。

 

思えば成績の上がり下がりが気になるようになったのも小学4年生から。

というのもこれは、

社会や理科など低学年ではやらなかった科目が入ってきたからだと思う。

家庭科もそうだしね。

 

うーん、

でも反抗的というか暴力振るうようになったのは小学2年生の時からだし、

どうなんだろう。

 

漫画にもあった、

「私は誰にも必要とされていない」

「こんなことでミスするなんて、僕は社会に必要のない存在なんだ」

という言葉も私が物心ついたときからあった。

 

というか小学生の時からずっと感じていた。

 

確かにアスペルガーみたいな部分は小さいころからあった。

算数の文章問題が何いっているのかわからなかったり、

1年生の時は30人以上いる生徒の中で私ともう一人だけ1桁の引き算ができなかった。

 

だから100%鬱のせいではないにしても、

アスペルガーみたいな部分が結局トラウマを作ったり、

あとは家庭内でも親の喧嘩が激しかったので、

そういったものがウツにつながったのかな、と。

 

なんだろう漫画の中で

ウツになると思考力と判断力が鈍くなるってあったんですね。

 

それで、私常に鈍いんです。

鋭くなったのは本当に会社で勤め始めてから。

会社での出来事は嫌だったけど、

人生の中で、自分に対する余裕が一番生まれたときかもしれない。

自分で判断せざるを得ない状況に立たされて、

初めて私は今まで判断をしたことないんだ、ということを知ったし、

 

レストランで働き始めてから、

皆行動する時は、今している行動に100%注意を注ぐんだということも知った。

 

思えば大学生の時にホールのアルバイトをしていて、

「ぼーっとしないで、周りをちゃんと見て」って言われたことがある。

別にぼーっとしているつもりはなくて、

考え事はしていたけど、皆そういうもんだと思っていた。

というか考えないと頭の中がしっかり処理されないんです。

 

だからうまくまとめられないけど、

うーん

今までぼーっとすることもたくさんあったし、

何も考えないことがたくさんあった。

 

でもそれが普通ではない、ということに会社で働き始めたあたりから気付いて、

特にレストランでは一番思考力と判断力が発揮されていたと思う。

そして、その時人生で初めて、目の前のことしか考えていなかったと思う。

 

なんだろう、いつも何か先を見ていたんです。

大学に行くのは就職する際に自分の好きなことができるようになるためであって、

そのためには中国語を学んで、好きなことをやらなきゃってなっていたし、

 

高校生の時は、特に何もなかったけど、

このまま時間が過ぎて行くのか、と変な不安が常にあった。

 

でも、レストランの時はそんなことなくて、

いたって健康体で、

周りの人とも普通に話せていた。

 

だから、私小学生の頃からウツだったのかもしれない。

 

と思ったら、

今こんなに自分で判断できないこととかケアレスミスのこととかで

悩んで、

絶対に治らないって思っていたけど、

なんとかなったりするのかな?って少しなんか嬉しかった。