心のうち

今日は別の第二次面接がありました。

 

うまく答えることができなかったけど、

どういう風に捉えたかな。

 

といった感じです。

 

でも自分の中では第二次面接に行くよりも

クリニックに行ったことのほうが今日は大きかったです。

 

国立のクリニックにいって、

国立の精神科で安く受けられるように紹介状を書いてもらいました。

 

以前日本にいるときも発達障害を疑って、検査したことがありましたが、

結果としては発達障害ではないと出ました。

 

きっとあの診断は正しかったけど、

どうしてもADHDではないか、という気持ちがあった。

 

実際に知能検査で国語や歴史などの質問が出た時に、

うまく答えられなかった。

それを「帰国子女だから」と捉えられて正しく判断されていなかった部分があると思う。

 

ADHDではないにしろ。

私がこんなにもケアレスミスをしたり、

相手の言うことを理解できなかったりするのには、

なにか理由があると思った。

 

でも精神科は高い。

発達障害の診断も1回で2万円ほどした。

診察に行くだけでも5000円。

 

それはシンガポールでも一緒で、

むしろ日本より高いかもしれない。

 

けど、今はまだ少し貯金が残っていて、

幸いにも就活中。

次の仕事を選ぶにあたっても、

検査をして、

自分に合った仕事をもう一度聞きたかった。

 

紹介状をもらうとき、

とても勇気がいりましたね。

相手は普通の風邪や熱だと思って接しているので、

まさか精神がやられている日本人が来るとは思っていなかったと思います。

 

慎重に、優しく私の話を聞いてくれる方でよかった。

でも同時に私は自分の反応が気になりました。

 

質問される度に、

私少し笑ったり、はにかみながら話していました。

最初は自分でもそんなに気にしていなかった。

 

でも「ここ最近、鬱だとか、無気力だとか、そういった症状などはありましたか」と聞かれたときに、

私は(これ言うのもなー。でもちゃんとした紹介状もらいたい)と思って、

自殺を考えたことがあることを言いました。

 

目まん丸にしていましたね。

 

言ったときは、「自殺を考えたことあるんです、何度か....はは。」と軽く話していたけど、

目まん丸にされて、まっすぐ私を見るのを感じて、

気持ちが一気に落ちた。

 

多分私、ずっと誰かに助けを求めたかったのだと思います。

死にたい、という気持ちを誰かと分かち合って、

辛い、苦しい、助けて、という気持ちを汲み取ってもらいたかったのだと思います。

 

でも拾わないから、むしろ軽蔑されたかのように感じるから

私は蓋をして、笑い飛ばすようになっていたんだなって。

 

ADHDを疑い始めた時に鬱とかにかかったことはって言ったときも

「いえ、そんなことないです。」と言った。

実際は少しあったと思う。

 

「今もまだ自殺を考えていますか?」って聞かれたときも、

いやいや、ないですよ!って言ったけど、

つい昨日まで死にたいって思っていた。

 

本当はずっと誰かに言いたかった。

助けてもらいたかった。

 

そんな私の気持ちが少し浄化されました。

 

紹介状ももらったし、

1週間以内に次の予定を聞かれるみたいなので、

とりあえず待ってみよう。