教えて欲しかった

ここまで就活してきて、思うことは

 

圧倒的な経験、スキル不足

 

正直、これはどうにもできない。

というのも、

日本だったら未経験でも雇ってくれるところを探して、

そこから経験を積めたかもしれないけど、

 

なぜかシンガポールでは、

大学在学中にインターン

または卒業後にインターンをして、

そこから働き始める・

 

それならインターンから始めれば!と思ったのに、

そのインターンも経験が必須。

〇〇学部にいる、実習経験が1年はある、

フォトショップを使える、などなど。

 

シンガポール実力主義だと知っていたけど、

ここまでとは知らなかった。

 

後、もう一つは自分の特性に合った仕事を未経験で行うことが難しいということ。

 

私が大学に通い始めた頃の学部宿泊キャンプでは、

教授が「将来のことなど考えずに好きなことを選びなさい。」と言っていた。

 

正直にいうと、

私は心理学と栄養学、言語の勉強に一番興味を持っていた。

 

そして私が行った大学は、全国でも有名な大学だったけど、

私は行きたくなかった。

そんなに学力の高いところに行っても辛くなるだけなのが目に見えていたし、

心理学やら栄養学やらを学べなかったから。

でもこの大学に行けば、日本語、中国語、英語を引き続き学ぶことができる。

 

9月入学だということもあって、

まだ他の大学を受ける前で、

母は「これで予備校代を払わなくていいし、仕事に困らない」と安心して泣いていた。

 

本当は別の大学に行きたかった。

でも私は喜ぶ母を見て、これ以上負担をかけたくない、と思って、

辛いかもしれないけど、いずれ自分の身になると、この大学を選んだ。

通ったことは後悔していないけど、

母を中心に自分の進路を考えなければよかったな、と今は思う。

 

話がまとまらなくなってきた。

私が言いたかったのは、

誰かに、好きなことがあったなら高校生の時からそれに全力で励んでよかったんだよ、ということを誰かに教えて欲しかった。

 

私がどんなに下手でも、躊躇していてもそれでいいんだよ!って。

 

私が一般的に有名な大学に行くのと、

専門学校で専門的なことを学ぶので悩んでいる、と言った時、

大人は皆「専門学校は後から学ぶことができるから、大学卒業してから考えればいい」と言った。

 

でも現実的に考えると、専門学校代の学費はかかるし、

当時は良かったのに、この歳になって大人になりきれていないことが恥ずかしく感じ始めた。

皆社会人経験が3年もあるのに、私は1年にも満たない。

 

もし私が高校生のときに、もっと人に迷惑をかけていいことや、

周りが下手だからと言って、やりたいことをやめなくてもいいと知っていたら、

社会のことなんて考えなくていいとわかっていたら、

もっと部活に取り組んで、授業も自分の好きなことに取り組んで、

 

大学、または専門学校は100%自分がこれでいい、と思えるところに行って、

今頃スキルや経験を積んで、

問題なく仕事ができていたんじゃないかなって思う。

 

好きなことは、やりたいと思ったことは、

全力でやることが大事だと

早い段階で知りたかったなあ。