ドロドロした部分

ある記事で、人の愚痴を言うと、

気持ちが倍増してしまうっていうのを見ました。

 

数ヶ月前までは、

おそらく気持ちが死んでいて、

信じていなかったというか、

別いいじゃんかよってたっくさん愚痴言っていたのですが、

 

今は少しずつ意見の聞く柔らかさができていました。

なので愚痴らないように頑張ります。笑

 

なんだろうね。

社長なんですけど、

さっきの記事で言ったみたいに自分が正しいんですよ。

 

おそらくですけど、

私も似た境遇に生まれ育ったので、

おそらくですけど

 

甘えられて育って来たんだと思うんです。

 

私自身は金持ちではなかったですけど、

行っていた学校が金持ちの行く学校だったもので、

やっぱり考え方が少し違ったのよね。

 

なんだろう。何をやってもいい、というか。

わがままを言ってもいいというか。

わがままというよりは...なんだろう

自分のいうことがまかり通るって思うんです。

 

後私も一応父が小さな会社の社長だったこともあり、

後は海外に住み続けている日本人=リッチ、みたいな部分もあったから、

周りの対応が違ったんですよね。

皆ちやほやしてくれるし、

私たちの話したことに笑ってくれる。

そういうものだと思った。

 

だからコンビニで重い箱を持たされたときは驚きましたね。

え?!男性他にいるのに、なぜこの私がやらなければいけないの?!みたいな笑

 

おそらくこの社長も似ているんです。

多分自分の失言で、誰かが去ったり、

きついことを言われたりしたことがないし、

 

正直育ちがいいと、面と向かって叫んで怒られたり、

ネチってした言い方をされたりしないわけです。

だからそういうのに耐性がないというか、

「なぜこの私が、こんな怒られ方をしなければいけないの?」ってなるんだと思う。

余計キレる、みたいな。

 

でもそれが社長マジックだってことを彼女は知らない。

それですみませんでしたって言ってくるのは、

自分の母がオーナーだからだということを知らない。

 

後は、まあ自分のお店なんで、

責任をすごい持っている部分もあるけど、

自分のお店だから、強い言い方しても誰にもなんも言われないって

無意識に甘えているんじゃないかなって思った。

 

あんな言い方を新卒の子がしたら、

一発で嫌われるからな。

(私の経験談上 笑)

 

だからすごい言ってくるんですよね。

遠慮がないし、

自分の体調が悪いことで、周りに迷惑かけているのに、

そんなに申し訳なく見えなかったし、

お店に急に来ない日だってたくさんあるのに、

それも理解できない。

 

それなのに、私にはいうからね。笑

あれができていない、これができていないって。

 

私に強く言えるのは、

私が自分よりもできていないって思っているからだと思うんですね。

でも実際は彼女も私に言っておきながら、

できていないことも多くありました。

それを完全に棚に上げて、注意をするわけで。

 

でもそれに対して、

うわーあいつまじないわって感じにならないのは、

やっぱり社長だからっていうのもあると思うんですよねえ。

 

まあ、後は実際仕事できているからですかね。

だから言えないというか。

 

大学院まで行って、

働き始めたのは1年前で

いきなり社長になって、

まあ、大変だとは思います。

 

後、誰かを頼ることを知らない人なんだと思うんです。

いろいろとお願いするけど、

自分の思い通りにならなかったら

結局自分でしてしまうっていう。

 

私も昔は同じ考え方していたんでわかるんですよ。

一つ一つ教えるよりも、

できる自分が全部してしまった方が早く終わるって。

 

今は社会人経験を積んで、人を頼ることを学んで、

少し変わったわけですが、

彼女は多分入社前の私な気がするんです。

私よりもしっかりしていて、

すごいけど、

結局仕事が回らなくなったら、

全部私がめんどくさい仕事をしているからってなるわけですから。

 

自分で回さなくてはいけない部分を、

回しきれていないことを、

私が頑張って「あげているのに」って言われてもね。

 

でも、そういうのがわからないのは社会人経験が浅いからだと思う。

 

抱えるお金や生きている世界が違うだとか、

そういうのは正直関係ないと思う。

 

違う世界の人でも、やっぱりモテる人はどこに行ってもモテるし、

苦手がられる人はどこに行っても苦手がられる。

 

もっと言ってしまうと、自分の母の財産を受け継ぐことが

プレッシャーになっているっていうなら

それを受け継がない自由だって自分にはあるわけで。

 

自分から自分を追い込んでいるのに、

それを周りのせいにしているように聞こえてしまうことがある。

 

そんな人に毎日注意されて、

私はなんでこんな人に毎日注意されなければあかんのよって正直イライラしていたわけです。

 

それで一回怒鳴ってしまったり。

あまりにも言ってくるから耐えられなかったんです。

しかも全部がミスってわけではなかったし、

相手の機嫌が悪くて、話しかけられるような雰囲気ではなかったんですよね。

「そしたら、私の機嫌が悪くても、こうやって確認できたでしょ」って。

いや、そうだけどさ、

自分の機嫌が悪かったことに関してはなんも言わないし、

そうなるか?とは思ったよ。

 

私も確認すればよかったけどね?確かに。

 

ただもうそんなに言い負かしたいんかって思った。

どちらかが黙るまで言い合う、みたいなことがしたかったわけではない。

 

だからすごい疲れるんですけど、

相手は言わないと気が済まなさそうな感じで、

毎回言ってくるんですよね。

 

いや、もうだまれよって思うわけですが。

 

もう一人の先輩も言っていたのですが、

注意をたくさん受けていること以上に

私と社長の関係がピリピリしていることの方が問題だと言いました。

そういうのはお客さんに伝わってしまうからって。

 

私もそれを聞いて確かにって思って、

だからなるべくにこやかに頑張るんですけど、

社長が本当にバチバチ感を接客のときに出してくる。

無意識なのか意識的なのかはわからないけど、

おそらくそうすることで、お客さんに影響しているってことには気づいてなさそうな感じだった。

 

あれだけ、接客はこだわっていて、

私にはあれするな、これするなっていうのに、

肝心の自分はそれか....っていうのは思ってしまった。

 

まあ、ただ不満をぶつけたいから、

私も彼女の悪いところを粗探ししたくなっているだけかもしれない。

 

でも私のミスがすぐにどうにかなるものではないっていうことは

最初に話していたからね。

私がなんとかする!って言っていたのに、

結局できてないじゃんって思ってしまった。

 

まさかここまでだとはって思ったんだろうね。

けど、私からしたら、

そう言っていたのに、結局そうやって毎度私を監視して、

今何言った?何した?ってチェックされると、

ああ、信頼されていないんだなって思うし、

じゃあなんで私のことをまだお店に置くんだろうとは思うよね。

 

そんな感じでいろんなことにイライラしました。

 

それを彼女は彼女で、

私は私で、

あいつウゼーみたいな感じで思えていたら、

いい顔して働けたんだろうな、とは思う。

 

それができなかったし、

どこの企業に行っても、今の私ではそれは変わらないって思ったから、

他にもいろいろ理由はあるけど、

企業勤めをやめることにしたわけです。

 

というお話でした。

 

よし、あまりドロドロを出さずに済んだんじゃないんでしょうか。笑