なぜ私はキッチンで働きたかったのか

潜在的には理解していたのですが、

自分の中で納得することは初めてだと思います。

 

今日のカウンセリングを受けて、

楽しんで働けないのは、自分らしくいることができないからだと気付きました。

 

もちろんミスをすることで辛くなることはあったのですが、

キッチンで働くときなんかはどれだけ辛くてもお仕事が楽しかったんです。

 

それは、この空間では、

誰も私が日本人であること、らしくないこと、駐在員でないこと、シンガポールで育ったこと、

そういった私をジャッジすることがないから働きやすかった。

 

キッチンでは自分の手で行うものが全て。

英語が話せるとコミュニケーションが楽だとかそういうことはあっても、

〇〇らしく振る舞うことを求められない。

 

だから楽しかったのだと気づいた。

どうりで食に関する営業などは気が進まなかったわけだ。

 

表現することが好きなのだと知っていたけど、

自分の気持ちを表現する、なんていうレベルではなく、

自分の性格を出せる、というレベルだったのだと。

 

自分にないものを求められることは辛い。

英語、中国語が話せるから、と私の実力を過信されるのは辛い。

 

実は26年間生きてきて、

朝スッキリと起きれて、

一日疲れがなかったのは、

キッチンで働いていたときだけです。

 

あとモテていたのもキッチンで働いているときです。

それだけ私は自分らしくいれていたのだと実感しました。