私の留学した大学、ハチャメチャ難しいやんけ

なんども、本当になんども辛いと言っていた留学ですが、

 

母には「あなたの通った大学は世界でもトップに入る大学だし、そういう風に辛い思いをするのは目に見えていた」と言われていました。

 

からしたら、日本でそこそこ有名な大学に私はいて、

英語だって話せるのだから、

英語を小さい頃から学んでいない香港人に比べて、

勉強が難しくてもなんとかなるだろうって思っていたんです。

 

だから母にそう言われて、納得いかなかったんですね。

 

なによりも、

私の通っている大学よりも知名度がないとこに通っている他の学生たちでさえ、

ついていくことができていた。

 

中には、英語が話せない子だっていたし、

私はその子たちに負ける気がしなかったんです。

 

でも結局心が折れたのは私で、

その他の子たちは順調に過ごしているのを見て、

 

私はただ単に人よりも遅いんじゃなくて、

ものすっごく遅いんだなって思い知らされたし、

 

ビデオを見た後のディスカッションのときなんか

意見求められても

「そういう考えもありだよね」という答えしか出てこなくて

当てられるのがすごい怖かった。

 

そもそも講義でなんの話ししているのかもわからないし、

皆それぞれの意見を言っているけど、

どこでそういう知識を養ったんだろうって思うし。

 

だから

「頭のいい大学に行ったのだから、追いつかなくて当たり前だ」とは思えなかった。

 

私よりも低い教育(失礼)を受けてきた人でさえできるのだから、

私もできていなければいけない。

 

日本みたいにバイトしたり、遊んだりもしていなかったからね。

本気で勉強して追いつかなかったからね。

ショックだったんです。

 

「頑張ればできる、やれる」は嘘で、

どれだけ努力しても乗り越えられないものが中にはあるんだと

初めて思い知らされました。

 

後世界大学ランキングって頭の良さだけではなくて、

大学の規模といった要素も評価されているからね。

 

私の通っていた日本の大学は規模は小さかったから、

頭がそこそこ良くてもそれほど上位に入らなかったんだと思う。

 

でもふと思い出して、

どれぐらい頭のいい大学だったんだろうと気になったので、

ネットでもう一回調べてみました。

 

そしたらなんと...世界でトップ50に入っている。

それは知っていたし、ピンとこなかったのですが、

改めて見たら、

大阪大学よりも上位に入っていました。

 

ああ....あの阪大よりも上だったのか....

ってできなかったことに安心したい気持ちと、

「でも私は英語が話せていたでしょ」って

牽制したい気持ちとが交じります。

 

後、なぜかアジア圏だけで見ると、

東大よりも一つ上の順位でした。

世界だと東大にすごい引き離されているのに。

 

だからいまいち信用できない。

 

ちなみに私の大学は世界ランキング800位あたりです。

だからそう思うと差が大きいように思えるけど、

でもなあ。

学力だけではなくて、世界への貢献度とかそういった部分も含めたランキングだからなあ。

 

甘えていいのかしら。

それとも自分の飲み込みの遅さを戒めた方がいいのかしら。