なぜかわからないけど起きる
仕事上で、
自分でもなぜ起きるのかわからない出来事がよく起こります。
私から見ても、他人から見ても、
「なぜこんなところでミスをするの？」
「なぜ間違えるの？」って思ってしまうところです。
例えば、おととい、昨日起きたことでいうと、
ある野菜を切っている時に
「これぐらいの大きさでお願いね」
「一口サイズ。まあ、Common Sense (常識)を働かせれば、わかるよ」
と言われたんです。
だから自分の思う一口サイズを切っていったら小さい、と言われたんです。
それでお手本で見せてもらったサイズが、私からしたら一口ではなかったんです....。
炒めたりして小さくなることがあるから、大きめのサイズなのかな、とか色々と考えたりはしました。
その次の日に、また同じ野菜を切るように言われたんです。
「自分の思っていたよりも大きめの一口サイズ」というふうに覚えていたのですが、
自分の切った野菜を見て、本当にこれでいいのかな、という不安を持ったまま切り続けました。
書きながら、気づいたんですけど、サイズ感を覚えることが苦手なのかもしれない。
皆はパッと見たら、あ、これぐらいだなってわかると思うのですが、
それが私にはわからないんです。
お手本を左に置いている時も、
2、3回切ったらお手本と一緒に並べる、ということをしないと
徐々にずれていきます。
覚える時も、サイズ感がわからないから、これぐらいの大きさ、
というふうに覚えるのではなくて「自分の思っている....」というふうに
自分の感覚で覚えようとしているのかもしれない。
なんにせよ、どこから見ても一口で大きいだろう、というサイズ感になったんです。
「でもなあ、あの時見せてくれた切った野菜、大きかったしなあ」と私はそのままにしたんです。
案の定、それを見たスタッフに驚かれました。
悲しかったのは、
「昨日一口サイズって教えたのに.....」って言われたことでした.....。
自分でもわかっているんです。
教えてくれたし、その通りに私もやりたいって思って、
必死に特徴を覚えたんです。
こんな感じかなって考えながら私は聞いていたし。
でも結局できなかった。
切る食材のサイズ感を間違えることはしょっちゅうで、
切り慣れていないものとか、いろんな大きさで切ることのある食材は
基本的に間違えます...。
学校でもそんな感じなので、周りのシェフも少しうんざりというか、
どうしたものか、という感じを感じました。
パートナーもそれがあってからかカッティングをよくやるようになったし、
シェフも「君よりもパートナーの方がカッティングうまいからやらせた方がいい」と言われました。
ただ私から見ると、
私のカッティングのスピードも切り方も彼と匹敵するぐらいできている。
けど結局サイズ感がどれぐらいだろう、とかって悩んだりするから
時間がかかって、彼より遅いっていう印象がつくのかな...。
サイズ感と間違えることあるし。
結局、何で私は食材のサイズ感を何度も言われたり、
お手本を見せてもらっているのに
間違えるのかわからないんです。
昨日は、その後、大きすぎる野菜は半分に切ろう、と言われて、
大きいのを取り出すよう言われたのですが、
どれが彼らにとって大きすぎるのか、わからなかったです。
もう間違えたくないから、
隣にいるママさんに聞いたのですが、
「あれだけ教えてもらったのに」っていうため息を我慢しているのを感じました。
まな板に私が置いた大きすぎる野菜を見て教えてくれました
「これは大きすぎる」と左に、
「これは丁度いい」と右におきました。
全然わからない。
何度比べても同じものに見える。
強いていうなら、
左のほうが幅が少し広い。
でも「一口で食べられる」という意味では、
どちらも同じに見えた。
乱切りと言って、斜めに切っていく切り方だったんです。
カレーの人参みたいな。
だから毎度切って出てくる食材の形は違うし、
だからお手本を見て、これより幅が広いから切る、
というわけにもいかなかった。
本当にわからなくて、
気持ち泣きそうでした。
これだけ教えてもらっても、
どれを切ればいいのかがわからない。
すごく単純なことなのに。
今回は切ることだけでしたが、
他にも自分では理解できないことが沢山あります。
一回病院に行って、診察してみたいって思ってはいるのですが、
シンガポールのどこに行けばできるのかわからない。
何より英語での診察だと間違えて伝えそうだから、
日本語を話すところを、と思ったのですが、
心療内科しかなさそうだし。
メールも出したけど、1週間待って、まだ返事が返ってきていません。
なぜおきてしまうのか、誰かに説明してほしい。
