カウンセリング3
さて、本題です。
その後、カウンセリングに行きました。
今日は前回以上に内容が薄くなった気がする。
でも、とても大きな発見をしたし、
自分のことを話すほど、どんどん自分にとって今なにが大事なのか、
わかったような気がした。
いつものようにまとめていきます。
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1、Disaasociated (解離している)
まずは仕事を見つけたこと、愛犬が亡くなって、今日火葬の日だったことを伝えました。
私を見て、疲れている、ということも言っていたので、
私は今日話そうと思っていたことを少し繋げて話しました。
「実は、香港留学の後から、親や親友でさえも信じられなくなるぐらい人間不信に陥ったと話したと思います。そのときと同時に私は人の視線が怖くなりました。」
「知人でもない人の視線が気になって、途中で私の視線に気づいても、なぜか逸らすことができないんです。」
「変な人だと思われたくなくて、逸らしたいのにできない。」
「それをしている間は、頭がボーッとしていて、とりあえず見るのをやめな!!って自分に言い聞かせることしかできない」
「それは知らない人だけではなく、友人相手にもなるんです。特に愛犬が亡くなってから友人と話したときは、相手が何を話しているのか全然わからなかったです。」
この話を聞いた、カウンセラーは解離症状がでている、と言いました。
解離症状が、自分がこの場にいないような気持ちになることだと知ってはいたのですが、
それがどう今の自分に繋がるのかは知りませんでした。
カウンセラー曰く、解離症状は感情をコントロールする一つの方法で、
お医者さんなど、感情的に動いてはいけない人は時折使う方法らしいです。
人は感情がたまると、怒ったり、その場から逃げたり、いろんな反応をします。
そのうちの一つだということです。
ただそれは自分たちでコントロールして行うものであって、
自分でもわからないうちに使っている私とはわけが違うとのこと。
おそらく私は人の顔を見ることで、バラバラになってしまった自分の感情を一つにまとめよう(assosiate)としているからやめられないんだと言っていました。
これを聞いて、私は驚きました。
今までにも感情がいっぱいいっぱいになることはあったけど、
今もそんなにいっぱいいっぱいなのか、と。
でも確かに言われてみると、
愛犬が亡くなってから友人と話すとき、
解離症状が出ていて、
うまくフォーカスできない自分に気づいて、
「あ、私今ストレスなんだ」と気づいた。
普通ストレスって、ああ、今溜まっているなあって感じるものであって、
客観的に感じるものではない。
それが普通ではないことを忘れていた。
ただ安心しました。
私はここ数年、これがなぜ起きるのかわからないし、
どう対処すればいいのかもわからなかった。
自分がおかしくなってしまったような気がして、
すごく悲しかったし、辛かった。
自分が人の顔を見て、じーっと目が離せないのは、
決して私がおかしくなったのではなく、
感情が溜まっているから起きている現象。
つまりは、その感情を流せばこの現象がなくなるということだった。
すごく救われた気持ちになった。
2.言っていることと考えていることを一致する
その後、カウンセラーは私に本音を言って、と言いました。
時間を取ってもらって構わないし、なんか違うなあって思ったら思っていること何言ってもいい。
自分の考えていることと言っていることを一致させなければ、
本音で話さなければ、と言ったんです。
それを聞いて、私は職場となる人とのご飯について話しましたた。
実は仕事が始まる前にスタッフの人たちが親睦会を開いてくれていました。
その時も、本音で話す、ということはしていたのですが、
同じようにボーッとすることをやめられなかった。
思っていることは口にするようにしたのになぜ。
そんな時にカウンセリングに一致させることを言われて思い出したんです。
「私、毎週日曜は定休日にするね、と言われたのに対して、
全然どこでもいいですよ!週末も働きますよ!残業も大丈夫、1日10時間でも働けます、と言いました。」
これは私が本当に思って言った言葉です。
「本当にいいんです。ただ、好んでは行いません。できるなら週末のうち1日は休みが欲しいし、残業もしたくない。」
「嘘はついていないけど、大きく見せているから辛いのかもしれない。」
これに対してカウンセラーは、大きく見せるのは、もちろん自分をいいように見せたいっていう行為であって、皆がすること。悪いことではない。
ただいい子ちゃんである必要はないかもしれないね、と。
自分ではいい子ちゃんを演じているつもりがなかったのでびっくり笑
私は気づかずに八方美人をしていたんだなあ、と思いました。
3.褒め言葉=いい言葉ではない
「けど、私は本音を言うと周りがいい顔をしないんです。」
それは誰のことを言っているの?なぜ本音を言ってはいけないと思うの?
と言われました。
「周りの人ですかね.....私が思っていることを言うと、嫌だな、という態度をとってくる。すると、そのほかの人もユキの今の発言....という感じで、共通した認識を持ち始める。皆目を合わせたりするけど、私だけがそこには入れなくて一人になったような気持ちになる。それが嫌だから本音を言えないのかもしれない。」
「でも悪口を言うわけではないんです。なのに、なぜかバカにされているでしょ、と言われたり、いつのまにか相手が不機嫌になる。それはその特定の人だけではなくて、今までにも何回かあった」
「むしろ褒め言葉が多いのに、なぜかいい顔をされない」と言った時に、カウンセラーは例えばどんなの?と聞いてきました。
「例えば、私が、いつもズボンを履いている上司がスカートを履いているのを見て、「今日かわいいですね!」って言ったんです。それに対して、上司は「年下の子にかわいいって言われるのは....笑」と反応してきたのですが、あまり気にしていませんでした。ただ社会人になって、いろんなこと言われるようになってから、あの発言は年下の子に言われたくない言葉だったんだな、と気づきました。」
それに対してカウンセラーは少し笑っていました。笑
そうね、年下の子に言われると、嫌な気持ちにはならないけど、ちょっと「おっ」とはなるわね、と。笑
でも悪いことではないし、あなたがそういう人だって分かって、
自分でも言ってしまった、というのがわかるなら大丈夫よ。
4. 自分の思っていることが必ずしも正しいとは限らない
「けど」
ちゃんと否定するようにしました。
「けど、問題なのは、私がわからないんです。距離が近すぎたかな、とか、そういうのは言ってから気付くんですけど、なぜ褒めたのにそういう反応が返ってくるのかわからない。」
「今回は、そう言われて気付くことができたけど、普段の会話の中で私は自分が失言をしたことに気づきません。そういった意味で、自分の発言をするのが怖くなります。」
すると、カウンセラーは無意識に誰かを傷つけた例はないか、と言ってきた。
彼氏に本音を言ったら、別れを切り出された話をしました。笑
でも色々と話を聞いてもらっている中で、
私の言い方は少し直接的だったかもしれないけど、
私の本音は理にかなっているし、しっかりと考えた上で言ったことだと感じた、と言われました。
むしろよく耐えられたな、と(私だったら怒っている、と言われた笑)。
だから確かに言い方は少し変えられたかもしれないけど、
おかしいと感じるほどではないと言われました。
これに関しては、正直この1例だけでは、なんとも言えないんじゃないかなあ、と思いました。
おそらく自分の気づいていない失言もあるだろうしな。
ただ「本音をいう」ということをした結果、
私は彼氏が傷ついたのを見て「私って傷つける言葉を発しているんだ」と思っていたのから、「あれ、私割と当たり前なことを言ったのではないか」という気持ちに変わりました。
本音を言うって大事ね。そして自分の考えが歪んでいることもあるね。
5. モラルが高い
この一件を聞いて、カウンセラーは私のモラルが人より高いことを指摘しました。
だからこそ人とのやりとりでぶつかるんじゃないか、と。
私はそれを聞いて、なるほど!!って驚きました。
私はこのブログでもなんども、
「能力的に他の人より劣っているけど、私はこの人たちよりもある部分でできている、それが何かはわからないけど。笑」
と言っていますが、これでした。モラルです。
「実は....その通りで、自分を上げているわけではないのですが、
自分のモラルが高いことによって、周りを見て、なんでこんなことするんだろう、
なんでこんなことをするのだろう、とイライラしやすいんです。」
「きっと前職でうまく働けなかったのも、モラルが高かったからなんだと思います。不正だったり、相手をいじめる、貶める、利用する、といったことが許せないんです。」
ただそれがモラルだとは気づかなかった。スッキリした。
今日は自分の中で一番モヤモヤしていたものが二つもスッキリした。
6. 怒りの感情
さっきの解離の話に戻ります。
実は話した後に、
「でも私はなんの感情を一箇所に集中しているんですか...?」
と聞いた。
私自身感情が溜まっていたことに気づかなかったし、
じゃあ感情を整理しよう!って言われても、
何をどうすればいいのかわからなかった。
そういうと、一緒に見ていきましょう、といって今に至ります。
その結果、カウンセラーは私の中で怒りの感情が高いのではないか、と言った。
確かに言われてみると、彼氏にもイライラしているし、職場にもイライラしている。
もっというと
「特に父にイライラしているんです。一緒にいた後は、より解離が起こりやすいです。ただ父は毎日顔を合わす存在だし、だから気持ちを消化することができないんです」と。
ここでカウンセリングは終わりました。
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今日は濃かった。
話した点はいつもより少ないけど、
一番自分の中で理解できなかったことを理解できた気がして、気持ちが明るくなった。
カウンセリングが終わる頃には解離症状も良くなって、
ようやくカウンセラーと話している、という実感を得ることができた。
たった1時間なのに、
こんなに気持ちを変えるなんて、
いい意味でカウンセラーは恐ろしい。
一応次のセッションが支払っているうちの最後のセッションになります。
おそらく伸ばすけど、
一応ね、次回が最後になる可能性もあるので頑張ります。