私の恐れていたこと

また少し暗い話で、申し訳ない。

 

ここ最近うつ病から抜け出せたと思ったら、

また戻ってっていう感覚があって、

 

こうなるのって不安から抜けられないからっていうのもあるらしいんです。

だから私は何に不安を感じているのかなーと毎日探っているのですが、

 

今日びっくりというか、まだ自分で根に持っていたんだってことがあったんです。

 

新卒で入った企業で、このブログでも前に書いたことなんですけど、

 

他のスタッフさんのために用意されたご飯を上司が食べるという。

しかもその上司は自分から私に話すことは一度もなく、

私ももうお腹すいているけど、スタッフさんの分を食べるわけにはいかないし、

席から立つわけにもいかないから

レストランのメニューをお願いしたら、

 

上司にご飯をここでオーダーするなら帰っていいよ、と言われたっていう事件。

 

はい、事件って言い切ります。

 

あんなことあります?

 

私の中では、その上司のやっていることって自己中心的だし、

私がオーダーしているのをみて、

あ、こいつご飯食べたさに今回のお仕事ついてきたんだなって思われた気がして

嫌な気持ちになった。

 

なによりもこういうシーンはこの企業に入ってからよく見るようになったし、

私からみてこんなに間違っていることなのに、

誰一人そのことについて言わない。

 

そんな環境に嫌気がさして、仕事を辞めた部分もあります。

けど、それ以上にそんな環境の中、誰一人意見しないんですよね。

 

スタッフさんのご飯を食べている上司を見ても、

誰もなにも言わないし、

 

私がメニューでオーダーしようとしたのを他の先輩も見ていたのに、

あのあと「〜ってことがあったんでしょ?大丈夫?」というような言葉もない。

 

オーダーだけではなく、その後全てにおいてです。

誰からも、大丈夫?とかあれってこうだよね〜とか、

悪口ばかり言って嫌だよねーとか、

こうなんだろう、思いやりがあるような言葉がなかった。

 

私はこの企業に入る前にインターンも行っていたし、

アルバイトもいくつかやって、

 

あ、なんか意外に自分と同じ考えを持っている人って少ないんだなって思った。

 

だから働くのが怖くなったんだと思います。

 

この先私は自分では許せないって思う人たちと死ぬまで働くんだ、と。

こんなふうに周りのことを虐げたり、

周りのことよりも自分の利益を真っ先に考える人たちと

私はこれからも働くんだって思ったときに、

多分働く理由を見失ったんだと思う。

 

私の中で、働くのは、お金儲けのためでもあるけど、

心の奥底では誰かの役に立ちたいとか、

いい社会にしたい、とか

誰かを喜ばせたい、とか

そういうのがあると思っていた。

 

けど実際に働いてみると、

お金が先なんですよね。

お金や自分を守ることを最優先で、

その上でやれることはやろうなんですよね。

 

それって本当に誰かのためにやっているのかなって思うことがありました。

 

仕事のプランも、探せばもっといいのを紹介できるのに

すいません、うちでは取り扱っていないです〜って言って、

他のものを提案して、

 

あれ、私何やってるんだろうって思ったんだと思います。

 

仕事がストレスになっていたのは知っていたし、

こういうイベントに一つ一つショック受けていたのは気づいていたんですけど、

 

こんなにも大きなトラウマになっていたんだということにさっき気づきました。