キッチン内の言葉遣い

これは本当に話したい。

 

前のレストランではそこまでひどくなかったのですが、

 

今のインターン先はかなり悪い。

 

と言うかこんなこと言ったら悪いけど、

全体的に人が汚い、と感じる。

 

清潔感がないとか、そういうのではなく、

何だろう、気品っていうの。

 

私もお嬢様、とかではないけど、

一応そこそこの学校行っていたわけで、

なんか慣れない。

 

何だろう、私自身、

私、こんな汚いところ無理〜みたいなお嬢様ぶりたくなくて、

ブログに無意識に書かないでいたのかもしれない。

 

....ちょこっと書いてはいたけど。

 

まずはロッカー。

臭い

カビ臭。

 

シンガポールが湿気の多い国だからだとは思うんですけど、

靴だけを入れるロッカーの中が、

まあ、すごい湿っている。

 

インターンシップは木曜から土曜までなのですが、

木曜日に靴を見たら、

カビてた...

 

早朝からカビを見て、それをふきとらなきゃいけないのって

結構きつい。

精神的に辛い。

しかも毎朝犬のおしっこ、うんちも掃除しているので

本当に汚物ばかり触っているような感じ。

無理。

 

そして一通り靴を綺麗にしたら、

次はそれを履かなくてはいけない。

こんなにカビた靴をですよ。

無理よ、そんなの。

今までの私だったら、

まずロッカーをどうにかしてって文句言うか、

バッグを置くところに靴も一緒に置いていたな。

 

でも仕方ない。

そして服を着替えるんだけど、

シェフの服だなんてそんなかっこいいものではない。

ガッサガサのズボンと無駄にボタンの多い長袖服と、

給食のおばちゃんみたいな、ヘアーマスク。

 

ここまでは前も言っていたと思うし、

今でも毎朝これだけで嫌な気持ちになる。

 

私のインターン先は、

少し工場ちっくなところなんですね。

 

だから働いている方たちも年齢層が結構上で、

おばさまたちがロッカー室でおしゃべりしているわけです。

それも結構やめてほしい。

 

言ってしまえば上品さに欠けると言うか。

何だろうね、雰囲気がもう嫌なんだ...。

 

それから仕事場のキッチンに行くわけですが、

まあ、私の面倒を見ている人が英語は話せるのですが上手ではない。

そして中国語もゴリッゴリのシンガポール中国語。

 

英語は話せるのですが、私中国語が香港と中国で勉強していたので、

シンガポール系の中国語があまり話せない。

でもいつもみたいな話し方をしておかしいとか思われたくないって言う

変なプライドがあって、それでうまく中国語は話せていないって感じです。

 

でもまず言わせてね。

よく中国語で指令を出された時に、

何のことを言っているのかわからないんですよね。

 

説明がわからないのではなく、

調理器具の名前がわからないんです。

 

いくら大学でも、

トレーや、網などを中国語で何と言うのか教えてもらっていない。

 

今までだったら、多分相手の人が私に中国語でこう言うの覚えておいたら役に立つよ、とか、

英語が通じないなら、中国語でゆっくり話すし、

 

それでも通じなかったら、簡単な仕事をさせて、

その人が身の回りのことをまずはするかな。

 

でもこのかたは、まあ、私が中国語理解しなかったら

「何だよ、急に中国語がわからなくなったのかよ?」って嫌味なのかな、

言われまして。

 

わからんも何も、そもそもなんだよその調理器具はって心の中では切れました。

と言うかそう言う言い方する必要ある?

もっと優しく言ったり、思っていることをもう少しオブラードに言えないわけ?

 

後、喧嘩のレベルが低いんです。

先週起きたことですが、

いつもご飯を担当しているインド人と私の面倒を見ている担当者が喧嘩になりました。

しかも、本当にそんなこと言っちゃうのかよってことをお互い言っているわけです。

 

インド人「お前のお母さんがそんなこと教えたのか?ん?」

担当者「お前いい加減にしろよ!!!!」

 

みたいな感じだった。

一応インド人は担当者の人より立場的に下なのに、煽っていたし、

それに担当者の方も応じて、

本当にお互い接近して、喧嘩をしていました。

インド人の方は指差していたしね。

 

まじかよって思いました。

こんなの小、中学生の時とか、

ドラマとかでしか見ないよ。

 

そして、それを間近で見た私は、

どうすればいいのかわかりませんでした。

担当者とは、普通に話せばいいんだよね...?

 

でも普通にあんな切れたところ見た後に話しかけるとか怖い。

 

しかもその後インド人の方に何で喧嘩したのか聞いたら

 

「ちょっと物を置きたいから、机の上に20分ぐらいだけ置かせてもらってもいい?って聞いたら、急に切れてきた」と。

 

意味がわからない。

 

担当者も変なところでいつも切れるんです。

そもそもこの二人の馬が合わないのかな。

 

このインド人が勢いよく、オーブンの中に入っていたトレーを運んでいる時に、

担当者さんが少し動いちゃって、腕に小さな火傷を負ったらしいんです。

 

それに対して「うわあ!!!」って言って、

「こいつがちゃんと見てないから火傷した!!F**k your mom (実際は中国語)」ってことをこれでもかっていうぐらいずっと繰り返して言っていました。

 

そんな言うか?

ちょっと当たっちゃっただけなんだから、

「いいよ、大丈夫。でも今度からは気をつけてね」って一言言えばいいだけなのではないのか。

 

無駄に切れるから、怖い。

今は私に対して優しくしようとしているけど、

いつか私もああいう風に罵声を浴びせられるのかと思うと、

憂鬱になった。

 

こういう罵声はキッチンで普通だって言っていたけど、

さすがにこれはやりすぎなんじゃないかって思う部分もある。

 

これが普通だったら、

私きっとキッチンで働けない。

 

と言うか私に対してもかなりひどい。

いくら私が相手の言っていることが理解できないからってそう言う話し方をしていいとは限らない。

でもそれがここでは通じない。

それがなんか無理。

 

後、何だろう全体的な士気が無理。

 

早く仕事終わらせたいから、適当に仕事をするっていうクズっぷり。

 

ごめん、クズとか言って。

 

でも本当にそれは思うんです。

 

私は色々学びたいので、

「やらなくてはいけない仕事を終わらせたら、〇〇さんのところに行って手伝いたい」って言ったら

担当者「いやいや。疲れているでしょ。先に休憩室で上がる時間まで休憩していてよ」と。

 

私は不審に思ったんです。

私は仕事がしたいし、それは会社にとって悪いことではない。

 

そして、ある日、その担当者の次に偉い人が、

私たちが暇そうにしているのを見て

「そんなに暇ならチキン(所要時間1時間)をやってよ」と就業時間間近に言ってきました。

まじか。

やるのはいいんだけど、もう終わっているのに、今言うか。

 

そして担当者も

「あいつはいつもそうなんだ。何をしていないのを見ると、ああいう風に急にお願いしてくる。だからそう言うことがないようにいつも何かをしているフリをしろよ」と。

 

なんやねん。

 

実際私が他の部署の手伝いしに行こうとしたら、

その次に偉い人が担当者になんか聞いていたんですね。

おそらく、もうやること終わったのか?って言う類の質問だと思います。

 

だから私に他の仕事をやらせないのは、

本当に休んでほしいって言う思いだけではなくて、

私が休むことで周りに自分も休んでいることがバレないからなのかなって言うのは思いましたね。

 

とんだクズっぷりではないか

言ってはいけないね、ごめんなさい。

 

見下したいわけではないんだけど、

どうしてもそう感じてしまう。

 

何でそんなメンタリティなんだって。

君は美味しいものを作りたいと思わないのか!!って。

 

せっかく仕事できているのに、

言われたことをやっているだけで、

自分を高めようとなんてしない。

 

そんな考えを持つ中で仕事していることが自分にとって毒だと感じた。

せめて私よりも調理できていたらなあ。

 

調味料測るときも、

ちょっとぐらい多くても大丈夫って言うんですけど、

それでも300gも違えば味は変わってくると思うんですよ。

 

味が薄いより濃い方がいいって言っていたけど、

申し訳ないけど、頭悪いのかなって思った。

 

確かに濃い方がいいけど、

4つぐらい調味料合わせているわけだから、

多く入れることでその比率が変わったら、

ご飯が美味しくなくなる。

 

そういうところまで考えていないのかなって。

 

それがなんか個人的に無理だった。

 

それなのに、やっぱり相手の言っていることを一発で理解できなかったり、

うろうろしたりしているからなのか、

 

すごく「あなたは私の言うことわかっているの?!」って言う態度を感じるし、

怒らないようにしているのもわかっているけど、

どうしても怒っていた一面を見たり、メンタリティが適当すぎるのを見たりすると、

 

自分の方がそう言う意味で優れているんじゃないかとかって思えてしまう。

 

 

そんな感じで、キッチンの人たちがなんか上品さが欠けていて、

仲良くなれそうな感じしない。