ケアレスミスが問題なのではない
先週の面接で色々と気づくことがありました。
面接時はただ知らせた方がいいと思って、
「ケアレスミスをたくさんしてしまう」ということを正直の伝えました。
2018年の団体を2019年と書いてしまうこと。
Aさんに送るはずのメールをBさんに送ってしまうこと。
笑いながら「それはやばい!笑」って聞いてくれてホッとしました。
それに対してどんな対策をしているの?とくる。
だからもう思いつくだけの策を伝える。
それをふむふむと聞いて、
「それでやってみて結果はどうだった?」
と次に聞かれる。
だからまた正直に、
やろうと思うけど忘れてしまう、と言った。
すると微笑みながら
「忘れっぽいんだね」と言われました。
それがすごい目から鱗でした。
今までミスをしてしまうことに問題があるのかと思って、
必死にミスをどうすれば減るのかを考えていました。
先輩も私がミスしやすいのが問題って言ったのに対して、「ミスっていうよりは同じことを繰り返してしまうのに問題がある」といわれたこともありました。
その時にはピンとこなかったのですが、今ならわかります。
誰だってわからないことがあるし、ケアレスミスをしてしまうことがある。
それを皆直そうと色んなことをするから結果直っていく。
それに対して、私は色んなことをしても、
なにをすればいいのか忘れてしまうから問題だったのです。
ケアレスミスが悪いのではなく、
激しく忘れやすいことに問題があったのか....。
それを先輩に別の日に伝えると、
「そうだね。ユキは自分の書いたメモさえ書いたこと忘れてることあるからね」
それを聞いて小学生のころに、
母の友人と話したことを覚えています。
母が私は忘れっぽくて大変だと母の友人に話すと、
母の友人が私に向かって「メモ書けばいいんじゃない?」と言いました。
それに「メモ書いたのを忘れてしまう」と答えた私に複雑そうな申し訳なさそうな顔をしたのを覚えています。
それはあくまでも小さい頃の話で、
今は良くなっていたのかと思ったけど、
周りにずっとフォローアップされていたから気づかなかっただけで、
今でも小さい頃のように忘れっぽいのだと気づきました。
「テストとか試験はどうしてたの?」
と聞かれて、答えに困った。
いつも頑張って覚えて、本当に覚えられないときはいつも暗唱してた。
今思うと私は穴埋めクイズが苦手でした。
意味合いや言いたいことが合っていても、
先生や教授が出した単語と違えばすぐにバツ。
だからいつも答えは分かっているのにと悔しい思いをしていました。
ああ、なるほど、私は忘れやすいのか。
私のやり方が悪かったのではなく、
私に覚える気がないのではなく、
ただ人より忘れっぽいのか、って思うと
少し救われた気分になりました。