ネバーギプアップ精神

今週の金曜日に面接がありました。

 

特に希望していた仕事ではないけど、

楽しそうだったので話だけ聞きにいこうと思ってました。

 

ちゃんと自分のミスをしてしまう、と言う致命的な欠点を人に伝えて、

まあ、私も転職して、ミスしてって言うのをどういう風に見られるのか見て見たかったんだと思います。

 

そしたら本当にいい人たちで、

笑いながら「それは致命的じゃん!」って明るく取ってくれました。

面白いね、やばいね、みたいな感じ。

「そしたら長所はどんなところなの?」と。

 

待ってました、と思って

「好奇心が強いことです」って伝えた。

好奇心が強くて、すぐに行動にでる、と。

 

でも例を伝えようとした時に、

会社にいる間でそんな行動に出たっけ、と悩んでしまった。

じゃあ大学の時のをって話したけど、

香港への留学先でどう中国語を学ぼうか奮闘する話なんて、ねえ。

自分でも「すごい!」って思われたくて、と言うか思われたら期待してもらえるって思って、話しているだけだって、

話しながら気づいた。

だって自分で思い返して、自分のしたことをすごいと思えないもの。

ただやりたいからやっただけで。

しかも一人だから、チームワークが苦手なのかなって思われた可能性もある。

 

私の好奇心の強さは特徴だと思うけど、長所として出るようなものではないし、

なんだろうって少し悩んでました。

 

それで、今朝この歌聞いて、ああ!と。

www.youtube.com

”Mama said don't give up, it's a little complicated”

(ママは諦めるなと言った。ちょっと複雑(な世の中)だけど、と。)

”Didn't know how but I always had a feeling. I was gonna be that one in a million

「やり方はわからなかったけど、いつも思ってた。私は百万人の中の一人になるんだ。」

 

どんなに辛くても、冷たいところにいても、高く望め。

その気持ちさえあれば最後はハッピーになれる

 

みたいな歌です。

 

聞きながら自分の大学生時代を思い出したんですよ。

香港に留学する前の私ですが、人付き合いが苦手で、

すごい偏見を持っていて、

それをなんとかしたくてすごい辛くて、

毎日泣いたり、時には家からでれなくなってしまうぐらい怖くなったりしたのですが、

いつもJessie JのWho you areっていう歌と

Nico and VinzのAm I wrongっていう歌を毎日聞いては泣いて、

毎日よしって笑顔で頑張ろう、自分ならできるってやっていたのを思い出しました。

勉強もできなかったし、仕事もできなかったし、日本にはトラウマたくさん持っていて本当は住みたいとも思っていなかったし。

でも克服したいから、強くなりたいからっていう気持ち一心で頑張ってました。

 

すると、どんどん人に心を開けるように成長して、人生で初めてちゃんとした、健康的な距離を持った友達もできて。

今となってはそのやり方が本当に良かったのか、追い込みすぎていたのではないかって

思うし、

それが結局私のプライドに拍車をかけてしまったけど、

でも友人とかその時のカウンセラーにはよく、なんに向かっても諦めないで頑張っている私の姿勢がすごい、尊敬する、と言われました。

 

今となってはいい思い出だし、もうあの時以上に自分を追い込むことはしたくないし、

上に目指していくよりも、もっと周りの人を大事にして幸せに生きたいって思っています。

 

でも、一方でまだ「私はあのユキ様だ」「私に不可能なことはない!」っていう気持ちはあります笑

だから仕事をやっぱり辞めて正解というか。

多分できないこととか馬鹿にされたことによって、

より諦めたくないっていう気持ちに拍車をかけて、しんどくなっていたかもしれません。

 

後自分でも無意識だけど、

諦めないで、今でもこの会社で頑張り続けていたなと思いました。

どんなに周りの人が冷たいって感じても、

なぜ冷たいのか、どういう風に考えているのかっていうことを考えたり、

自分のミスが減らないって思ったら、忘れっぽくて、言われた通りになかなかできないけど、でも減らすぞっていう姿勢をくじけそうになりながらも、

もう一回立ち直って頑張って。

先輩の言っていることが全部批判的に聞こえて、嫌になっても

言っていることは間違ってないから、とやってみたり。

 

決して自分のしていることはすごい、とは思わないし、

私よりも努力したり、結果を出している人の方が多いと思う。

 

でも、この折れそうになってもまた同じ場所に戻って頑張り続けるっていうのは、

これから本当に自分の好きなこととか、得意なところに当てることができたら、

すごい成長できるのかな、なんて思います。

 

ネバーギプアップ精神は、

香港のトラウマで、あまり良くないと感じつつも、

やっぱり自分の中で無意識に思っていたんだなって

歌を聴いて思いました。

 

まあ、特に今はすごい色々言われて、

なんだお前ら!ってムキになってる部分があるので、

もう少しイライラを発散させて、

冷静に取り組むことが大事ですね。