失恋の傷が癒えない

私が振ったのですが、

未だに彼のことが頭をよぎります。

 

忘れるためにも調理に没頭したりしてみましたし、

自分ではそんなに感情を感じていませんでした。

 

が、ふと彼のことを思うと涙がツーって出るんですよね。

映画を見ていてもキスをしているの見るだけで、

 

あれー、私も数週間前までこんなんだったのに、

何があって今別れているんだろうって思うんですよね。

 

とあるときには、なかなか寝れなくて、

携帯をいじっていたら

Youtubeで「彼と復縁するべきか?」という占いを見ていました。

そして納得してぐっすり寝たという...。

 

なんだかんだ一日中彼のことを考えて、

彼がSNSでオンラインになっているかチェックしてしまうし、

なんだかんだ、ふとしたときに彼のことを思い出します。

 

2ヶ月交際していただけでこうなるので、

3年付き合っているカップルが別れるとなったら、

相当辛いのだろうな、ということはわかりました。

 

それでですね、映画を見たんです。

少しでも傷を癒したいと思って。

"600 days of Summer"という映画を見ました。

 

主人公は建築家に本当はなりたい男性で、

ある女性に恋をするけど、

女性は誰かと真剣な交際をする気はなく、

彼と寝たりするも、結局「友達」だというんです。

 

それで、やってられない!こんな女不幸になれ!いや、でもやり直したい、

という気持ちで葛藤している間に、

彼女は他の男性と婚約していたという。

 

嫉妬で狂っている様子が描かれていました。

 

ネタバレになってしまいますが、

どちらの両親も離婚をしていて、

そんなこともあり、女性は「本物の愛なんてない」というんです。

でも男性は「あるよ。会ったらわかるものなんだよ」と。

 

それで婚約してから、また会うシーンがあったんです。

男性はもうやつれていて「偽物の愛しかない」と言ったんです。

それに対して女性は「いいえ、あなたのいう通りあった。私はあの時あの場所にいたときに今の夫に声をかけられた。もし私が遠回りをしたり、10分遅めに来ていたら、彼と会っていなかったと思う。一目見てわかったの。だから運命ってあるのね」

 

と。

傷心中の彼にいうのか...

と私も辛いねえ、と男性に親身になって見ていましたね。笑

 

でも私と元彼と状況が似ているんです。

 

私が人を信じられなかった部分を

彼のおかげで信じられるようになった。

彼は私のネガティブさに寄り添うので、疲れてしまったかもしれないけど、

彼がいてくれたおかげで私は人生を前向きに歩もうと思うようになったんです。

 

もう少し人を信じてみよう。

彼の言っていたことは正しかった、と今は思います。

 

だから私もこの彼女のようにまた次にいい人に出会えるのかな、と思いました。

 

後は、会ったらすぐ「この人だ!」と分かる、と映画で言っていましたが、

私は実は彼と会ったときに「あ、この人ではないな」と思ったのを思い出しました。

そして、彼はおそらく私がその人だ、と映画の男性のように思ったのだと思います。

しょっぱなから彼の両親のレストランを継ぐような話もされたからね。笑

 

だからもし物語通りなら、

私は他の人で「あ、この人だ」って思える人と出会えるのかなあ、なんて思ったり。

そして映画内でも主人公は最後に他の女性をご飯に誘っています。

 

だから、彼にとってもハッピーエンドだったわけです。

もしその女性が主人公の彼と結婚していたら、

うまくいってなかったかもしれない。

 

彼女が自分の気持ちを曖昧な関係ではあったけど、

はっきりと示せたことで、

お互い正しい人と一緒に歩むことができたんだと思ったら、

 

私も続かないとわかっているこの関係を続けるのではなくて、

お互いの幸せのためにも早く次に進めようと少し思えました。

 

結局より戻そうって思い始めるかもしれないけど。笑

 

映画はやっぱり失恋にいいですね。