カウンセリング4回目
今日は4回目の日でした。
働いて2日目でこう感じるなら、
多分2週間も待っていたら、私精神的にやばいな、と思い、
1週間早めて行きました。
いつものように話したことをまとめて行きたいと思います。
今回は一番最初のカウンセリングで話していたことに近くて、
あの時に言えなかったことを追加でつけている感じでした。
後、話が一貫していなくて、自分でも何を話しているのかわからなくなりました。
思い出した順番に書いていきます。
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1. 相手が必要としなければしないほど、もっとやろうとしている。
カウンセラーと私の間では、思っていることがずれています。
カウンセラーは私と一緒につるんでいる人がそもそも悪いのと、
私の考え方が歪んでいるから、うまくいっていないと思っています。
私もカウンセラーがいうような部分はあったと思うのですが、そうではない部分の方が多い気もするんです。
だから、私がなぜそう感じるのかを掘り下げようとしました。
最初の回で話したとき、私が自分を下げることで、
自分からパワーバランスの上下関係を作っている、と言われました。
それを直そうとしているにも関わらず、
結局まだ2日目にしてパワーバランスが少しできた。
自分でも2日目にして、出来上がっていることがショックだったし、
一緒に働いている、二人ともいい人なので、
余計にそういう風に扱われることが辛かった。
私の話をカウンセラーが聞いて思ったのは、
私が必要以上にあれこれしようとしていること。
まるで、何かをしていないと、成果を出さないと、いけないかのように
必死に頑張っている。
まだ2日目なのだから、きっとスタッフも成果を求めていないと思う。
むしろ、なにか自分でしようとして、面倒が増えるだけかもしれない。
だから気を抜けばいい、と。
後もう一つ、私が缶がうまく開かない、と言っていたから、
開けてあげようとしたら、ぽいっと渡されたことも言った。
それに対して、カウンセラーはなにもかも助けなくていい、と言った。
そうやって必要とされなければされないほど、どんどん色んな小さなことを引き受けに言っている気がする。
本来は、嫌なことをされてムッと来たら、距離をとっていいのに、グイグイくる。
だから余計にスタッフもさらにユキを使うようになる、と言った。
これに関しては、確かに、とは思った。
私が母へ毒され始めた頃、
友人が私に対して今まで以上にイライラしているのを見たのと、
自分でも自分がやってしまったことへの申し訳なさで、
周りのことをやってしまい、
召使いのような状態になった。
今まで、そういう風につかわれたことがないのに。
実際に母が小さなこともやってしまおう、とする方で、
(逆に小さなことも周りにやってもらうのが当たり前だと思っている)
私はその影響をまた受けていたのだと気付いた。
2. 自分を受け入れる
ではなぜ私は何かをしていないといけない、と感じたのだろうか。
「私周りにふわふわしている、と言われるんです。全然考えていない、地に足がついていない、いつも考えごとをしている、など。」
「自分ではわざとそうしているわけではない。いつの間にかそうなるわけだから、直すのが大変だった。皆はやることがなければ、いつでもお客さんに声かけられてもすぐ対応できるように立っている。でも私はお客さんが手を挙げて呼ぶまで、自分の世界に入ってしまう」
これに対してカウンセラーは、考え事をしてしまうのは悪いことではない、と言った。
カウンセラー自身も考え事はするし、妄想をすることはクリエイティブだと言いました。
また、常にふわふわしていることを伝えると、
まあ、常にふわふわしてしまうのは、確かに業務に支障が出るからコントロールは必要だけど、
お仕事に興味を持てない、ということもあるかもね、と言ってきた。
お仕事や職場環境が悪いわけでもないし、ふわふわしていることが悪いわけではない。
人それぞれ刺激の欲しいレベルが違うから、
あなたの場合、ただレジを打ったりするだけではなく、もっと刺激が欲しいのかもね。
と言われた。
そういえば、私はそういう人だった、ということは思い出しました。
人よりも刺激があることというか、常に新しいことを学びたい、と感じる方で、
慣れてしまうとあまり楽しさを見出せない部分はあると思いました。
3. モチベーションが行方不明
カウンセラーの方には、今の仕事に興味を持てないから、好きではないから、
こんな風になっているのではないか、と言われた。
でも私は、自分がやったことのある仕事をすることは知っていたし、
そもそも日本酒だから、こうなることも少しは理解していた。
それなのにこの企業に入ったのには理由がある。
メニュー開発やら、日本酒のペアリングを学ぶ機会がもしかしたらあるからです。
経験なしの私では普通に雇ってもらえることはきっとない。
だから、日本酒とのペアリングができるようになれば私がフードコーディネーターのような仕事をしたいときにセールスポイントになると思っていた。
それなのに働けない〜ってなっている私はなんなんだろう。
カウンセラーの方も、そんな来てすぐそういった仕事をさせてもらえるわけがない、と言っていたし、
私もそれはわかっていた。
その覚悟もして入ったのに、自分でもなぜこんなにモチベーションがないのかわからなかった。
4. 優しさを返せていないから、酷く扱われる
まだ2日目だから、と言われたけど、
じゃあなんで2日目なのにこんなに辛いんだろう。
トラウマがあるのは確かなんだけど、
なんでこんなに辛くなるのだろう。
とカウンセリング中もずっと考えていました。
人はいいし、職場環境もいい、
仕事への皆のモチベーションもいい。ならなぜ。
カウンセラーが
「ユキがいい人だと思っているだけで、本当はいい人ではないのではないか」という感じで私を見てきた気がして、
決してそうではなくて、
本当にいい人なのに、なぜかそういう風に私を扱ってくるようになるし、
それに混乱していることをなんとか伝えたかった。
一つは私が仕事ができないからだと思った。
だからイライラするんだ、と。
でも結局働いて2日目なのに、仕事ができることをきっと望んでいない、と言われて、
一理あると思った。
そもそも2日目で素性が分かるわけでもないのだから、それでイライラするわけがない。
なんとか私が思うことを言葉にしようとして、出てきたのが
「客観的に見て、私は思われているように動けていないのだと思う。もしかしたら、一緒に働いている人はこういうシチュエーションではこうやって助けることが当たり前だと思っている。でも私はそれがよくわからなくて、うまく動けないからイライラしているように思う。」
カウンセラーはこれに対して、それは自分から見て働けていないこと?と聞いてきた。
そうですね、と伝えたら、まだ2日目だから、そんなに求めていないよ...という話に戻った気がする。
でもそうではない。
自分から見ても、なにかが足りない気がした。
何かを思われていることは確かだった。
でもそれがなんなのかわからなかった。
とりあえず頭に出てきたことを伝えた。
「他のスタッフは本当に優しいんです。そして、私のせいでイライラさせてしまっているのは確信しているんです。でもその優しさもどんどんなくなっていって、どんどん雑な扱いを受けました。彼らが優しくないのではなくて、私が彼らの優しさを感じていないから、イライラしているんだと感じます。」
これを聞いたカウンセラーはなぜかテンションが上がっていた。
ずっと思っていたのかな、それとも、本当だ!!ってなったのかな。
とりあえず、さっき私が鼻水出したときにティッシュをカウンセラーは取りに行ってくれたのに、
私はただそれを待つだけだったことを、確かにそうね、という理由で出された。
ちょっと傷ついたけど。笑
あ、やっぱり思っていたんだっていう。
一応私は母が全てやってくれていたこと、父が当時、シンガポール支社の社長だったからチヤホヤされていたことなどを話した。
社長に会社から家までのグラブ代を出してもらったのに、それに対して、人よりも申し訳ないだとか、感謝している、などといった気持ちが薄いのかもしれないことも伝えた。
そこから、相手ではなくてあなたに優しさがないのね。相手の優しさを受け入れることは大切よ。同じように返してあげることは大事よ。
などと言われた。
その時に私は少しエモーショナルになった。
というのも、私自身優しさがないわけではないと思った。
人に優しくしたいっていうのはずっと思っているし、
誰よりも優しいと自分でも思っている。
でも周りがイライラしてしまうのは、
私が助けられていることに気づかないで、
それを当たり前だと感じてしまうことにあるからだと思った。
でも私がそうなりたいわけではなく、
そういう風に育ってしまった。
自分なりにもその箇所で葛藤はあったから、
「もっと優しくしなよー。あのティッシュの時も私思ったよー」って言われて、
なんだか嫌な気持ちになった。
私が傷ついているのを見て、
カウンセラーは謝ってくれた。
でも私は、これが皆の思っていることなんだとその時に少し悲しくなった。
「今からいうことは、私が自分が本当は優しいんだ、と思われたくて言っているのか、本当に自分は優しいんだと思って言っているのかわかりません。ただ、ティッシュの件で言えば、私は実はカウンセラーの方が部屋の外でティッシュを探したとき、私が取りに行った方がいいのかな、とか悩みました....。でもこのカウンセリングセンターのことに詳しいのはカウンセラーであるあなたの方で、いわば私はこの部屋に招待されているような感じ。だから、カウンセラーのあなたに任せた方がいいと思って、行動するのをやめました。もちろんそれは、もしこの場所が私を中心になにかしているなら、私がティッシュを取りに行きます。」
「だから...なんか私と皆の考え方が違うような気がするんです。」
確かに相手が私に優しくしていて、それを返せていないから、イライラしているんだと思う。
でも正直私の方も、同じことを思っている。
「もしかしたら私の母が、邪魔をされるのを嫌がる人だったので、邪魔をしないことが私の中で優しさになっていたのかもしれません。だから私からすると、優しくしているのに、なぜ?ってなったし、多分相手も私が行動しないのを見て、なぜ?となったのだと思います。これしたら嫌がるかな?とか考えずにもっと行動したらよかったのかな、とも思いました」
「ただ、私はずっとやってもらって当たり前だったので、グラブタクシーのように目に見えてわかるものは当たり前ではない、と認識することができます。でも、そうではない部分は私でもわかりません」
そうね、優しさがわからないのも、それなりに辛いよね、と少し共感してくれました。
自分で言うのもだけど、ただやってもらいすぎて、わからないって言うのもあるけど
自分の生い立ちが特殊だから、起きていることでもあると思っている。
カウンセリング中はうまく言うことができなかったけど、
もっと私は人に寄り添えるようになりたいけど、
やってもらって当たり前だと思うことが悪いとは思わなかった。
というよりもそうやって私は今まで生きてきたのだし、
そういう部分が私の愛嬌につながったのもあると思っている。
今までは周りは喜んで助けてくれた。
それは純粋に助けたい、という気持ちからやってくれていたと思う。
私自身も、別にそれに対して感謝していないわけではないけど、
お返しをする必要はないと思った。
カウンセリングのときに言い間違えたかもしれない。
私はやってもらって当たり前、と思ってはいなかったけど、
やってもらったことに対して、返したい、と思わなければ返さなくていいと思っていたのかもしれない。もしくは返し方を知らなかったのかな。
優しさって見返りを求めないものだからね。
それが今「部下」という地位になって、通用しなくなったのだと思ってる。
ちょっと自分でも頭が混乱している。
感謝はしているし、優しさは大事だと思っている。
そして、何を助けてもらっているのかわからないから、
イライラされているのだとは思う。
でも私に優しさがないわけではない。
少し定義が人とずれていただけ。
だから優しくない、自己中心的だと言われることが余計に辛いのだと思った。
多分今までの職場で、ユキがご飯を食べに視察に参加しただとか、
お嬢様だから、何もできないのね、って言われたのとか、
私がそう言われて傷ついていたのは、
そんなわけないのに、そんな風に見られたからだと思う。
話したことはこんなもんかな。
今日は頭がぼーっとしていることもあって、
何を話したのかあちらこちらボヤーットしている。
でも少しステップアップはできたかな。
この4連勤中に変なことが起きないといいな。