高校が懐かしい

今さっきYoutube

「日本人留学生のアメリカ高校生活の一日」みたいな動画を見ていました。

 

それを見てて、自分の高校生活を思い出しました。

 

インターナショナルスクールに通っていたのですが、

そのYoutube動画と似ていて、

 

日本でいう隠キャとか陽キャとか、

区切りがなく、

つるみたい人と皆つるみあって、

もちろんいじめも起きるけど、

日本ほどひどくないし、嫌なことははっきり言ってくれるし、

すごく過ごしやすかった。

 

クラスに一体感があって、

先生がジョークを言ったり、

生徒が変なことしでかして、

先生を怒らせても、

生徒皆で今のやばかったねって笑い合えたり...。

 

なんだろう、程よくシリアスでない感じが好きでした。

なにをしても、「社会的に」ではなく「道徳的に」どうなのかで判断してくれる

学校が好きでした。

 

飴を授業中に盗み食べしているのを見た先生が、

その飴をクラス全員に渡して空っぽにしたのはナイスだったなあ...笑

 

なんか、そういう笑ってもいいよっていう文化がすごく懐かしくて、

羨ましい。

 

大人になると、文化や価値観が違う人とさらに関わっていくし、

私が面白いなって笑い飛ばせることが他の人にとってはできなくて、

怒りを買ってしまったりっていうこともあって、

窮屈な思いを感じた。

 

自分らしく自由に生きることがいいことだ、という風に高校では学んだのに

社会ではそれが反映されていなくて、揉まれて忘れていたけど、

私の源はそこだったなあ、と。

 

本当に自由だったんですよ。

 

蛍光灯割っちゃって、生徒が逃げても、先生は冷静だし、

国がガム禁止しているのに、学校では噛んでいる生徒がいたり、

(見つかっても没収するだけ)

社会の授業では「マイケルジャクソンはまだ生きているのだろうか」というお題で

議論しあったり...。

日本語のクラスも日本人だけだけど、皆濃くて、仲良くて、

一緒の空間にいるだけで楽しかった。

 

でも今は、ふざけたことを言えば「は?」ってなるし、

皆それぞれが「これが私です」って感じがして、疎外感もつし、

発言に相当気をつけなければいけない気持ちになっている。

まあ、自由すぎたんだろうな。

それが悪かったとは思わないけど。

 

そんな学校にいたから、

こんなにもゆったりと構えることができるんだろうし。

 

でも、世界の人たちがその高校の時みたいに考えられたら、

もっと平和になるのになあって思う。