同族嫌悪

誰しもこの人は生理的に無理、すごいイライラするっていう人がいると思うんですけど、

そういうのは同族嫌悪からくるものみたいです。

 

自分と同じものを持っていた人がいるとして、

「自分はこれだけ頑張って克服したのに、なんでこの人はこのまま何もしないんだ」という感情が湧いて、

嫌いになるみたいです。

 

さらにいうと、

「認めたくない自分を持っている相手」なんです。

 

私自身今そういう人が学校にいて、

どうすれば円滑にコミュニケーションが取れるのかな、と考えています。

 

そしたらあるウェブサイトではこういうふうに書かれていました。

漫画家・弘兼憲史氏は、

ぼくは、不愉快な印象を持った相手ほど気にかける。なぜ不愉快になったのか。相手のどんな言葉や行動が気に障ったのか。同じことを自分もしていないかと考えてみる」

 

らしいです。

 

というわけでやってみましょうか...。

 

<相手のどんな言葉や行動が気に障った?なぜ?>

-レシピ通りに作らなかった

調理をうまく作るために学校に通っているのであって、ただ調理をするためにきているわけではない。だから私はレシピ通りに作ることで、シェフの作ったものと比較をして自分の悪かった点、良かった点などを見出したい。そういうふうに調理できるようになりたいのに、同じ味にならなかったから、と鶏ガラの素を入れたり、もう柔らかいから大丈夫、と茹でなかったりされると、学んだ気がしないし、何しにいったのかわからない。

同じことをしていた。昔は結構適当に作っていたかも。それはレシピ読むのが苦手っていうのがあったから、フィーリングで作りたいなっていうのがあったし、そういう感じで作った方が特別なものが出来上がりそうって思ったから。でも一回そういう気持ちを我慢して作ってみたら、美味しいご飯ができた。どこを間違えたから美味しくなかったのか、ということも分かったから結果調理するのもうまくなった。

でも、それによってレシピに頼りすぎていたところはあるかもしれない。賄いを作る時もレシピ無しで作ったら変なのができそうで、怖くて作れなかった。何回も成功していて自信がない限りは作りたいと思えなくはなった。チャレンジ精神が減ったかもしれない。

 

-強引に物事を自分のしたいように進めようとした

私の品なのに、火が弱いから、と勝手に火を思いっきり強くされた。それでうまくいくならまだいいけど、私から見てもこれは勢いが強いってぐらい上げてきたからすごいイラッとした。これで私の作ったものが失敗したらどうしてくれるんだ。せめて一言聞いてから、火加減を変えてくれれば失敗しても、まあ、自分の判断だったしな、と思えたと思う。

同じことをしていたし、しているかも。自分では絶対こうした方がいいっていうのがあって、自分でも無意識に自分の思うように物事が行くように色々動かしていたかもしれない。後、今も「誰も指揮を取らないだろう」と思って自らリーダーシップをとることもあった。彼ほどではなかったにせよ、「絶対こうした方がいいよ」とか「こっちが合っているよ」と反論して、意見を変えなかったことは結構あったと思う。まあ、でも何かする前に「これはこうしていい?」と聞くようになったし、「周りがそれ違う」と言ったらやめるようにはなった。

彼よりは、強引さは低めにせよ、それによって周りに迷惑をかけているかもしれない。思い通りに進めようとしすぎて、周りを見すぎているかもしれない。不安になりすぎているかもしれない。ミスしてもいいよ〜っていう心構えがあるといいのかな。

 

-ミスしているのに、ごめんね〜って感じで全然反省していない

-自分も結構色々やらかしているのに、私がやらかしていることを気にしている

私も今までミスしたらごめんねって笑って済ませていたけど、そうすると本気でやって積み上げてきた人に失礼だなって思って、私もシリアスに問題に向き合うようになった。ミスして、ごめんね〜っていう態度であるのはいいんだけど、私がミスした時は、「え、お前やばいな」みたいな態度をとるのに、自分の時は「これぐらいいいでしょ?」みたいに言ってる感じがしてムカつく。自分も結構しているのに、カウントしていないことにムカつく。

昔はそうだった。昔はアルバイトとかでミスしても、怒られたり、それによって空気が悪くなるのが嫌で、あえてヘラヘラ笑った。ヘラヘラ笑えば、特に男性は嬉しそうに許してくれるし、私も気持ちが楽になった。でも私のしているミスが他の人にとって致命的なものであることもある。それでもヘラヘラ笑うのはやばいし、毎回そういう風に笑うと、本当に反省しているのかな、と人としても信頼されなくなりそうな気がした。

でも、どこかでこれぐらいいいじゃんか、別に成果が良かったから、悪かったからと言って、私たちの寿命が伸びるわけでも、直接的にハッピーになるわけでもないって思っている部分はあった。ミスすることは極力避けたいし、ミスすると周りからのあたりが厳しくなるから嫌だけど、本当はミスしたっていいじゃんかっていう気持ちが強いかも。なんかこの瞬間に自分がハッピーなのかどうかの方が大事。ミスぐらいでそんなシリアスに取らないでって感じ。

 

-「聞いておく」と言ったのに、聞き忘れたものをなぜか私に「これ何?」と聞いてきた

意味がわからない。私に捨てないで、と言っていたから、彼の判断で置いているかと思っていたのに、いつの間に私に決定権みたいなのが周ってきて驚いた。自分の知らないもの、触れたくないものは「俺のじゃないから」と責任転嫁している感じも嫌だったけど、聞いとくって言っていたのにそれを忘れた挙句、自分が残したということも忘れて人のせいにしている感じがなんか、めんどくさい。これで私が「わからない」とだけ答えたら、「なんで自分のものを覚えていないんだよ」っていうふうに心の中で責められそう。自分がやったことではないことを自分のせいにされるのに納得いかない。

 無意識にやっているかも。私も自分の言ったことや誰かに言われたことを忘れることが多い。そのまま、こんなの習ってない、とかっていうことはある。聞くって言っていたのに忘れて、「これなんだっけ....」ってなることもある。だから「忘れる」っていうことに恐怖を感じている。「やったけどどんなんだったけ」はまだいいけど、まるまる言われたことを忘れるっていうことが記憶喪失みたいでショックだし、悲しかった。それだけではなくて、自分の言ったことに責任感を持てていない彼が嫌だったし、それは自分も一緒で、言ったこと、言われたことを忘れるということは、わざとではなくてもその仕事を忘れてしまう=それぐらい小さなことだった、という示し方になってしまう。後は、覚えていないことに対して、何度も責められたことがあるから、同じことをした彼は(しかもなにげ上から目線)なぜ責められないんだって不満に感じたのかもしれない。

でもどれだけ頑張っても覚えられないし、それに対して責められるってことは、自分の人格を否定されているみたいですごく辛い。頑張っても結果がでなければ一緒だっていうのもわかるけど、本当は自分の頑張りを認めて欲しい。そこを評価して欲しい。

 

-これはこうだよって二人で言っても「俺を信じろ」と強引に進めるところ

明らかにレシピと違うし、今まで教わったことから逸脱しているのに、俺を信じろって私達も道連れにして欲しくない。それでシェフに「これ間違っているよ」とか「何をしたの?」と聞かれたり、言われたりしたら、私達もその責任を持たなくてはいけない。それで不合格ってなってしまっても、仕方がない状況になってしまう。もう少し自分の発言や行動がどういうふうに他の人に影響するのか考えて欲しい。

そういう部分はあるかも。さっきのに似ているけど、さっきこの人はこう言っていた、だから絶対こうだよってみんなに強くいったのに、後から「そんなこと言っていない」というパターンが多かった。自分がこれで合っている、と自信を持っていうことは大切だけど、失敗したらどうなるのだろう、周りはどう思っているのだろうか、ということを忘れることがあると感じた。流れは違くても、結局皆の評価を左右する、というところは一緒だと感じた。実際には自分が合っていると思っているからいうし、実際に私が合っていることもある。もっと彼みたいに自信を持って、強引にでも自分の意見が合っていると説明できる部分は羨ましい。

でも自分は合っていると思って言ったわけだし、それが間違っていたら、私はなんて言えばいいのかわからない。他の人に頼るしかない、と思ってしまう部分もある。

 

-口ではああだこうだいうわりになんもやっていない

-自分がやりたくないことを人に押し付けて、自分のやりたいことばかりをやる

自分の言ったことを実行できないことが人として無理。嘘ついているようなものだし、わかっていてやっているから、なおさらムカつく。自分がいないことによって他の人がやっているということを理解していなさそう。彼にとっては代わりに他のを担当しているからトータルで見たら貢献しているからいい、と感じているかもしれないけど、

自分の担当していた分を私達3人だけでやっていたわけなのだから、もう少し考えて欲しい。

これはやっていない 。むしろ真逆で、私はやりたくないことばっかりやるし、黙っていることが多いと思う。だから好き放題している彼がすごくウザいと感じるのだと思う。これが同級生だとか、高校生だとかならいいけど、30になっても自分のしたいことだけするのはどうだろうか。

私はもう少し肩の力を抜いて、やりたいことをやらせてもらった方がいいのかもしれない。後やりたくないことをやらない。

 

-私にイライラしているのはわかるけど、何にイライラしているのかわからない

そのまんま。彼ほど自分はやばいと思っていないので、そんな相手に「あいつはやばい」と思われることが癪に障る。

これは私もやっている。相手も私はすごい色々やらかしているのに、自分に対してイライラしている、ときっと思っている。でもここでは、なんだろう、相手の方がひどいのにっていう気持ちが大きいかも。

 

-私がいつも寝ていてふわふわしているから「くらげ」と呼んできた

これ全て終わってからの「くらげ」って、なんか嫌味っぽく聞こえた。

 

さて、自分も同じことをしていないかってことですね.....。

上に赤い文字で書いていこう。

そして青い文字で、本心も書いていこう。

 

.....

上記のようになりました。

そう言えば私こんな考え方していたなあ、なんて思いながら書いたのですが、

少しスッキリ。