理想と現実

私は、本当は、

 

自分の頭の中にあるアイディアを具体的に実現してみたいです。

 

日本とシンガポールをただの国同士ではなくて、

混ぜたらどうなるのか、ということを食べ物で表現したかった。

 

でも現実はそううまくいかず、

それを必要としているところが少ない。

 

だからなんか悔しかった。

自分のやりたいことは明確なのに、

それをアウトプットできるところがなかった。

 

すごくすごく悔しい。

やってみたいし、私にしか、というかできる人は少ないと思うのに。

せっかくこれが私のやれることだって見つけたのに。

 

栄養士も諦めたというのに、

次はこれかって感じです。

 

普通のメニュープランニングしながら、

自分のやりたいことも発信したら?って言われたけど、

そんな器用ではないし、

それがお仕事につながるのかもわからないのに、

発信し続けるのは辛い。

 

うん、辛い。

 

私自身アイデンティティに関して強く思うことがあるんです。

 

ただの日本人ではないし、

シンガポール人でもない。

マレーシア人でもない。

 

ただ食べ物で表現することで居場所が欲しかったのです。

だからその料理を否定されることは、

まるで自分のアイデンティティを否定されるみたいで、

 

自分がプランした料理を持っていって、全然ダメって顔をされた時は

悲しかった。

 

そしてそう悟った後に、一気に調理に対する情熱が薄くなりました。

 

あんなに真剣に打ち込んでいたのに。

あっけなかったな、という感じです。

 

だから余計にこの後どうすればいいのか悩んでいるんだと思います。

お金も少なくなってきたし。

 

ね。