Calling
英語で、ある宗教的な考え方で、
人はそれぞれ使命を果たすために生まれて来て、
だから看護師として生まれて来た人は
自然と看護師になっていくというものがあります。
これをcallingと呼びます。
私にもそういうのがあったらと思って、
調理を始めたわけですが、
最近これが私のcallingなのかなって思いました。
調理を諦めたいと思っても諦められない。
もちろん普通の仕事が向いていないからっていうのもあるけど、
そもそも向いていないってところから、
もう仕向けられているんじゃないかって感じるよね。
それも調理ならなんでもいいって感じでもなくて、
フュージョンを考えたり、
アレンジを考えると、一気に楽しくなるんです。
今でも自分は生きているのか死んでいるのか、
よくわからないって思うことがあるけど、
そういうフュージョンを考えて、作ってみて、
それを表現していいんだって思えるだけで、
気持ちの軽さが変わる。
なんかさ、私の意思ってここまで固かったんだっていうのも思った。
もしくは負けず嫌いなのかな。
どうしても日本人にシンガポールの良さをわかって欲しいっていう気持ちとか、
シンガポール人にもっと日本人を理解して欲しいっていう気持ちが湧くし、
それを伝えたいと思う。
私自身はそうしたいって思わないけど、
やっぱりそう思って仕事しよう、とか
生きたいって思った時に私はあ、生きているって感じました。