色々と思った

今日は授業3日目。

 

いろんな人と会ったり、

違うことをしたりすると

違う発見があっていいね。

 

今日は学校で働いているシェフと話しました。

すっごく話しめんどくさい。

長かった。

ずっと同じこと繰り返してた

というか私の話したことと若干ずれている。

でもそれだけ熱を込めて話しているんだってことも伝わってきた

 

料理教室の先生をしたい、と言ったら、

私の言っていることが伝わっているかわからないけど、

なんかとりあえずこんな仕事をするって言うことを

説明してくれた。

 

それと同時に、

次のコースで料理教室でのインターンシップがあるのか聞いたんですね。

最初はあるよって言ったので、

それを聞いて、やった!ってなったんですよね。

やった!と言うよりは安堵の方が大きかった。

その瞬間、なんか緊張が取れました。

 

それで気づいたのですが、

私は自分が先生に向いているかもわからないのに、

このクラスが終わってから、

料理教室に自らインターンシップや正社員、アルバイトなどとして

働き始めることに不安を感じていたのかもしれません。

 

仕事を辞めては、また他の仕事に就く、と言うことをしていい歳ではない。

だからすごい怖かった。

 

大人になることに不安を覚えていたのかもしれないです。

 

大人になったら、人をうまく騙せるようにならなければいけない

大人になったら、感情を抑えて話さなくてはいけない

大人になったら、有益なものをどんどん集めなくてはいけない

大人になったら、しっかりしなければいけない。ミスなんてゆるされない。

大人になったら、自立できるだけの収入をもらっているべきだ

 

とか。

 

特に、「人をうまく騙せるように」と言うのは大きかったかもしれない。

騙すと言うか、自分の気持ちを偽ると言うか。

 

多分、皆は純粋にお金が欲しくて働いているかもしれないし、

仕事は仕事って割り切れるのかもしれない。

 

でも私は割り切ることができないし、

売上なんてどうでもいいって部分がある。

出世欲もないし、数字をあげるために頑張ろうと思えない。

 

割り切ることができなかったし、

だから私は演じるしかなかったのかもしれない。

 

売上なんて興味ないけど、

興味を持たなければいけない。

 

別に5ドルぐらい上がったっていいじゃないか、って思いつつも、

私は金額下げて!お願い、とホテルに電話を入れる。

 

なんか、なんだろう

自分の意思と反したことをすることに大きな抵抗を感じていたのかもしれない。

 

でも大人にならなきゃ。

自分の好きなこと、したいことばかりするのではなく、

苦痛だと感じることも受け入れなければ大人になれないって

思っていた。

 

皆、大人になったらもっと辛いって言うからね。

 

でも私は今本当の大人になって、

調理を始めて、

いろんな人と会って、思ったけど、

マインドが違う人に囲まれて、

そう思っていただけかもしれない。

 

密かに行われる商談のようなやりとりも

キッチンでは必要ないし、

そもそもできないって人の方が多いとおもう。

 

頭が悪い、プライドが高い、とか

そういった欠点はあまり人に話してはいけないし、

プライベートもあまり漏らしてはいけない。

でも今私の周りにいる人はここが自分は弱いって笑って言えるし、

プライベートも教えてくれる。

 

相手に冷たくされることもなく、

むしろ温かく迎えてくれる。

守られている感覚がある。

 

私が大人になるために捨てなくてはいけない、と思った感覚です。

 

私が私でいるには、

自分と似たマインドを持つ人といることがいいんだな、と思ったわけです。

 

一般的には私のようなマインドを持つ人がいないかもしれない。

企業で働くってそういうことだと私は身を以て感じた。

 

そして私はやっと自分の仲間を見つけたのかもしれない。