気持ちが少し楽になった話

今日はランチタイムに友人に話したことについてです。

 

いつも調理学校の友人には

「なぜそんなネガティブなんだ」

「始まってもないのに、なんでそんなに心配するんだ」と言われます。

 

私もなぜかわからないし、むしろなんで心配にならないのって感じだった。

 

本当は調理学校最後まで行きたいけど、

やり遂げる自信もないし、学費とか時間のことを考えてしまう。

しかも通ったその後のことも全然想像つかないから、

どうすればいいのかわからない。

 

選択肢があるどころか、何も見えてこないから不安なんです。

 

その上、自分は人よりも飲み込みが悪い。

皆が5分でできるものに対して20分ぐらいかかるかもしれない。

その上クオリティも標準よりかなり下。

 

すごい頑張って、やっと皆と同じラインに立てても、

皆はもう次のステップに行っている。

どれだけやっても追いつかないし、

やっている意味が見出せないって感じた。

 

友:「でも前のテストで勉強して、以前よりもいい点数取れてたじゃない。それに対して喜んでいたのは、自分のやったぶんだけ返ってきたからでしょ?」

私:「そりゃもちろん勉強すれば返ってくるよ。でも結局私の取った点数って皆が勉強しないで取った点数と同じぐらいなんだよ」

友:「そんな人と比べないで、自分は自分だって思って自分のやったことに喜びを感じてればいんだよ」

私:「私が比べたいんじゃないの。どこにいっても皆が比べるの。さぞかしいい大学に行って、そこそこの教育を得て、英語、日本語、中国語ができて、通訳も翻訳もできて、人当たりも良くてっていうことを相手は私の経歴から感じるの。だから仕事はきっとたくさんある。」

「でもいつも私が行って、自分の期待通りの人材がこなかったってがっかりされる」

 

努力は大事だって人は言うけど、

努力して結果を出す人と

努力しなくても結果が出せた人だったら、

 

私は努力しなくても結果が出せた人を雇うと思う。

なんだかんだ結果は大事。

努力も結果が出るためのものだから、

努力すれば皆が応援するって言うのは少し違うのかなって感じた。

 

もしそうなら、なんで私が努力しても、

ミスを起こすたんびにすごいきついこと言われたり、

皮肉を言われたりするんだろうって思った。

 

もし頑張るだけで、しっかりと認めてもらえるなら、

私こんな辛い思いしていない。

 

しかも私が自分の結果に満足していても周りが満足していない。

私が比較していなくても、

周りはきっと「普通のスピードと比べて遅い」「普通の人たちに比べて飲み込みが悪い」と考える。

 

せっかくこれだけ高い給料出したのに、

これぐらいしか働けないのかって、

それどころか損失を出している。

 

やっぱり言われなくても、

うまくやらなきゃっていう責任やプレッシャーを感じる。

 

それが辛い。

 

努力すればいいってものじゃない。

努力をしているのをわかってもらえたって、

結果が出ていなければ一緒だよ。

 

本当に心から思った。

だからどんなに好きでも、やりたいことでも、

やっていてすぐに結果が出ないと、

無意味に感じてしまう。

 

その考え方は良くなくて、

とりあえずやってみようって言う気持ちを持つことが大事だとわかっていても、

やっぱり

「どうせ頑張ったって、皆に追い抜かれていくし、何もできない自分は魅力がない」と思ってしまう。

 

ネガティブにはなりたくないけど、どうしてもそこから

「そんなことないよ!」「この方法をとってみなよ!」って言うところまでいかない。

 

そんな話を一部始終、友人に聞いてもらって、

一瞬声失っていたけど、

 

そのあとも、「気持ちの問題」だからそれを乗り越えればなんとかなるんじゃ。

大丈夫だよ。って言われて、

少し本当に大丈夫なのかなって言う気持ちになった。

 

でもそう。

自分のした努力が全て無駄になっていると思っている。

どれだけ頑張ったって成果は出ないし、

成果が出なければ周りに色々言われたり、

昔のトラウマで、怖くなったりする。

それでもっと働けなくなって、

結局ダメになる。