なぜ先輩の悪いところが上司に見えないのか
って思っていたんですけど、
さっき父と話してはっきりしました。
私:「私がその先輩に仕事辞めたいっていうことを先に伝えたのね?その先輩は2ヶ月前に来たばかりで、その先輩のせいで辞めたって思われたくないから。
そしたらそれは逃げだって、自分がミスして辛いから逃げているだけで良くないって言って来たの。
だから私が、でも他に自分のやりたいことがあるなら、それをしながらミスを減らした方がいいと思います、って言ったら
「へえ、ユキって全然私と考え方違う〜....」ってボソって下向きながら言ったのよ。なんか言い方がすごいチクってするっていうか
....なんかそんな言い方する必要ある??」
父:「いや、それは考え方が違うから、そう言ったんでしょう。しかも日本では普通仕事は続けるものだから、自分の好きな仕事をするためにとか、そんなダイレクトに言われたら、じゃあなんで今の仕事やってるんだこいつってなるよ」
え。いやいやいやいや
私:「私が言っているのは言い方よ?全然私と考え方違う〜...って嫌味っぽく言ったのよ?それであまりよく思わなかったから、それはいい意味で言っているの?って聞いたら、「...ううん、ただ私と考え方違うなって思っただけ〜....」ってまた同じトーンで言われたんだよ?おかしくない?嫌じゃない?」
父:「あー、確かに言い方は嫌だな。でもお前の言い方もダイレクトだから先輩も...」
って感じで「お前が悪いんだ」説教タイム。
びっくりした。
そこに目がいくんだ。
私はただ自分の意見を言っただけなのに、なんで今こんな説教されてるんだ?
父:「....まあ、日本ではあまり転職することをよく思わないからな」
私:「いや、うーん、そこではなかったんだけど、ただ言い方が、なんでそんな言い方になるんだろうって感じ。」
「後は距離感が本当にわからない。なんかプライベートの時と仕事の時で若干違うのはわかるけど、でも私は真剣に聞いていて、頷きながら小さな声で「うん、うん」って言っていたのよ。そしたら、「なにその言い方。ちゃんとはいって言って!」って言われたから、じゃあ気を引き締めてしっかり言おうって思ったのよ。それで何言われてもはい、はいって言ったら、多分気張って言っていたから「大丈夫?」って聞かれて、いや、何がって感じだったけど「...はい、大丈夫です」って言ったらその後トイレ行って、帰って来たら目が赤かった。泣いたと思うんだけどなぜ泣くのか意味がわからない」
父:「そりゃあ極端すぎるからでしょう。反抗的だって思われたんじゃないの。」
私:「じゃあどう言えばよかったの?うんうんって言ってもダメだし、逆にはいはいって言ってもダメ。どうすればいいの?」
父:「いや、うんうんは絶対ダメだろう。わからないけど、お前の言い方が悪かったんじゃないの」
ここまで読んでみてわかりますか。
恐ろしいこと。
論理的にいうと先輩の方が正しく見えるんですよ。
自分の考えと違うって思ったからボソって言っただけだし、私も日本の文化をわかっているならダイレクトに言うべきではなかった。
私が注意されたからと言って極端に言うのは反抗的だ。
って言う風に見えるんですよ。
私も父から言われて、確かに私の言い方やら行動やら仕草は誤解を招きやすいな、とは思いましたが。
女子ならわかるのかな。
私は先輩にすっごいダイレクトに言われたんですね。もったいないよ、そんなことしたら、とか。逃げではないのに逃げだ逃げって言われて、ミスも今辛いって話しているのにそれを乗り切れって言われて。私からしたらなぜ自分から辛い方へ自分を引っ張っていく必要があるのかわからなかった。
だから私はただ素直に思ったことを言った。
それを先輩はおかしいって感じた。そしてダイレクトに「そっかー、なんか違う考え方もあるんだね」って言ったんじゃなくて
「この人本当にすごい違う考え方するな。常識から外れていて話にならない」っていう裏があって言ったように聞こえました。
少なくとも本当に納得して言っている感じには聞こえなかったです。
だから私はすっごい嫌だったんです。
バカにされているような感じももちろんだけど、思っていることをチクって言われたことに対してめんどくさいと感じました。
もう一つの方も、ずっと言われていたんですよ。
わざわざランチタイムに「ユキって態度がちょっとダメだよね〜」「はいって元気よく言うんだよ!小さな「つ」を入れて言うの。今ここで言ってみな?」って大きな声ではいって言わされたことがあります。それが、なんかわざわざ小さい「つ」をつけてまで高い声で言うのが気持ち悪く感じたから、それも伝えました。だから私が「はい」って言ってみようとは思うけど、100%言われた通りにしたいって思っていないことも伝わっていたと思います。
しかし、その後も会社で、「うん」ってつい言ってしまった時は、説明を受けている途中で「ユキ、そこは「はい」だよね??」と詰め寄ってくるかのように言います。
私の中では、やっぱり距離が近いって感じる人には「うん」って頷くときに小さく言うし、それは親しみも込めているからこそ言う言葉であったから、正直なぜ毎回よそよそしく「はい」って言わなければいけないのかわからなかった。
相手も親しい感じで「ゆっきー、これね、こうなんだけど、やってもらってもいい?」って感じです。
だから私も気持ちとしては「オッケー、わかった!」とローラみたいな感じなんですよ。
それは下に見ているわけでもなくて、ただそう言う距離感だからです。
だから詰め寄ってくるかのように「はい」って言うことを半ば強制的に言わされていたから、私も辛くなってきて、もう思いっきり距離を取ろう。お望み通り、はいって言ってみようって私も頑張っていたわけですよ。
そしたら泣くから。
こうなることわかって言っていたのではないか、って思うと私からしたら意味がわからなかったんです。
でも私の話を聞いた父は、私の言い方が悪かったのではないかって私の言い方が悪いっていう部分しか見えてないんですよね。
「今の話ではお前の言動が悪いように聞こえるよ。まあ、まだ社会に出て1年目だし、言い方が未熟だったんだろう。なんとかしたいなら先輩に「私の言動が未熟で誤解と招くことがありますが、頑張るのでアドバイスをください」って言ったらいいんじゃない」と言われました。
なんとも言えない気持ちに正直なりました。
なんで毎日きつい言葉言ってそれに耐えているのに、
ミスして迷惑かけたり、途中で私が悪かったって思ったら
謝るのいつも私なのに、
なぜ私だけが謝らなければいけないんだ。
しかも言動が未熟だなんて、私は全然思っていないのに、ただ考え方が違ったから、
誤解を招いているだけなのに、なんでそんなことになるんだ。
しかもなんで私が頑張らなきゃいけないの?相手の言い方が悪くて嫌だって話なのに。
アドバイスをくださいって言ったらまた「はい、がしっかり言えてない」ってしつこく言われるわけじゃない。
わかんない、皆から見ても先輩が合っているのかな、と言うか、
すごい今独りになった気分です。
私の言いたいことが伝わっているかわからないけど、図星は図星だったけど、
でもなぜこんなに私はきついことを言われたり、その人の価値観であれこれ言われてきついって感じているのに、
なぜ伝わらずに私だけ悪いってことになるんだろう、と不思議です。
それでなんとなく上司からしても、
父と同じように見えるんだなって。
本質が見えづらいところでこの人は
悪質と言うか。
だから上司は「ちょっと変わっているけど理にかなっている人」って言う風に見えるのかもしれない。
それがなんだか悔しくて寂しくてなんとも言えないです。