見られている意識
前回の記事で会社のいい点について話しましたが、
すなわち私自身も見られている、という意識が低かったのだと思います。
実際、私の親はよっぽどひどくなければ成績に関しては無関心です。
バイト先でもミスしてばかりで、この子はできない、と期待はされず、
人間関係でもうまくいくことが少ないので、好きな人たちとひっそりしていました。
今仕事で頑張ったからといって、何かご褒美がもらえるわけでもない状況。
だから余計に、なんのために頑張るのか分からないし、
どうせ皆私のこと期待しといて、思ってたのと違ったら、
ないがしろにされるんだろうな、と思って手を抜いていました。
それは私の環境や性格によってできたもので、仕方のないものだと思います。
でも、やっぱり見られているって思うのと思わないのとで、全然モチベーションが違うというか。
見て欲しかったけど、見てくれる人がいなかったんだなあってしみじみ思っています。
だから余計に会社内で自分でも気づかなかったような点、ちょこっとした点を見つけ出して褒めてくれることが嬉しかったです。
ちゃんと私を見てくれている人がいたんだと。
だから私は自分を隠したり、潰したりしなくとも、
きっと大丈夫なのだと思うと、
少し気持ちが落ち着きました。