「地味にスゴイ!」
今更ながら「地味にスゴイ!」というドラマを見ました!
もう〜〜〜〜、可愛い代表とかっこいい代表が出るドラマなら見なければ!
というのももちろんだけど、
ちょうどオフィスワークについてのドラマっぽかったので見ることにしました。
どこまでも真っ直ぐな河野悦子が、
自分の好きな仕事とは全く違う「校閲」っていうお仕事をしながら奮闘するっていうお話し!
今仕事をしている世代なら誰もが考えたことのある、
「自分の好きな仕事を追い求めること」についてが描かれています。
私もやっぱり悩んでいるんですよ。
自分がしたい、と思っていた仕事と今回始めるお仕事は、
違う業界だし、やっていることも少し違う。
だから、このままやって、まあ、この仕事でもいっかってなったら、
私は後悔するのかな....って思ったり。
個人的に河野悦子のバッサバサ自分の意見を言うところ、
周りの考えなんか御構い無しって言うところが、
自分とすごい被っていて、
んで、私はバッサバサ行くことに悩んで、
自分の意見をできるだけ柔らかく、同調するようにした方がいいって考え始めていました。
だから河野悦子を見ながら、
「あーあーあー、これ現実でやったら引かれるやつだ。私は引かれたわ」
「あーーーー、耳が痛い、心痛い。私もやった、うわー」
とか思いながら見てました。笑
でもそんな河野悦子を見て、
周りが変わっていったり、尊敬の眼差しで見ているところを見て、
本当にこんな風に皆思うのかなって思う反面、
自分らしくいてもいいのかなっていう気分にもなりました!
本当に現実でバッサバサ言えば、菅田将暉みたいなかっこいい人が現れるのか....。
いや、その前に石原さとみ級の可愛い人でなければあかんか....。
それで、似ているからこそ「私も悩んだ!」って言うことが出てきて、
それは二つのことを同時にできない、と言うこと。
今自分がやっていることと、
本当に自分がやりたいこと。
本当に自分がやりたいことをやりたいのに、今自分がやっていることで時間とっちゃって、チャンスを逃すって言うシーンがあるんです。
河野悦子がそれで「私は中途半端だ」って言います。
そこに、編集者のタコが
「お前は中途半端ではない。お前は校閲のお仕事と(自分のやりたい)お仕事を天秤にかけて、校閲のお仕事をとったんだ。それで校閲のお仕事をやりきった。お前は中途半端なのではなく、目の前のことに真っ直ぐに取り組んでいるんだ。そんなお前を皆が好きなんだ」
みたいなことをいっていました。
なんか救われる。
多分私だけではないんじゃないかな。
やりたいはずなのに、全然取りかかれなくて、
自分は本当にこのお仕事好きなのかなって悩んだり、
やることが多すぎて、好きなことできなくてイライラしてきたり、
本来やることがあるのに、好きなことばかりやりすぎて、本職がおざなりになってしまったり。
そんな自分を責めなくていいし、
ただそういう性質を自分は持っているんだなって納得しました。
だから今好きなことに全くつけていなくても、
それは好きじゃないってことにならないし、
むしろ今は目の前のことに集中する方が大事だったりする。
フードコーディネーターになりたいって言うモヤモヤした気持ちを持って、
お仕事に取り掛かるぐらいなら、
もうフードコーディネーターはやらないってぐらいの気持ちで、
今のお仕事に集中して行く方が大事かもしれない。
二つやって、中途半端になってしまうなら、
一つ一つね。
将来どうせフードコーディネーターになるんだって思ったら、
頭の中ぐるぐるしていたのが少し軽くなりました。
だからなんか、そうね、
悩みすぎたんだわ。
フードコーディネーターになれなかったらどうしよう、
なんて思っていたけど、
なったら自分の思った通りになるとは限らないし、
だからそれなら今自分の目の前にある仕事を精一杯こなして、
後から考えた方が効率もいいし、
私ももっと素直な気持ちでいろんな仕事に取りかかれるような気がした。
そんなことを、色々と考えさせられるドラマでした!