ウィンウィンの関係

こんな本、どうせ一個人の意見だし、

全てが正しく、全ての人に当てはまるわけでもないし、

実際私も似たようなことして失敗したのだから、

必ずしも合っているわけではない。

 

と思っていた私も丸め込め始めました。

 

7つの習慣、って言う本、すごいパワフルです。

どこまで本当にいいのか、わからないですが、

少なくとも、似たようなことをして挫折して、

気持ちが追い込まれている私を救うぐらいの力はあります。

 

それで、その中でも「あ、確かに」って思ったところがあるのでぜひともそこを話したい。

 

といってもまだ6つ目の習慣。

やっぱり長いし、個人的にはこの人の話し方が好きじゃないと言うか。

 

例:

相手「僕には無理なんだ!」

著者「いや、できる」

相手:「いや、だからできないって!」

著者「無理だと思うから無理なんだ!」

と僕が言ったら、彼はハッとした顔をして黙り込んだ。

「確かにそうだな。試してみるよ」

と彼は言った。

 

とかそう言う、なんて言うんだろう、

こう「僕は新しい価値観を与えてやった。そしたら彼は成功したんだよ。だからきっと君も僕の言う通りにすれば全て上手く行くはずさ」

みたいな考えがじわじわと文字から伝わる。

それがなんかうざい。

あくまで個人的な意見です。

書かれていることは、本当にどう考えても彼の言っていることは合っている、と感じるし、

だから確かにこの著者の言う通りにすれば、上手くいくかもしれない、

もしくはうまくいく、と刷り込まれているのかもしれないが、それも良いだろう。

どちらにせよ、すごいパワフルです。

 

書物はアイディアを広める、パワフルなアイテムだなんて大学の授業で学んだのですが、

確かにそうだな、と感じました。

 

それで本題に戻るのですが、

これの前のブログで「ウィンウィン」が効率よく、そして皆がハッピーになる方法だと言ったと思うんです。

それで私自身はやはり父と母が過保護で過干渉で、

母はどこまでもついていくし、父は私が反抗的であることが許せない、みたいな。

そういう状況に疲れているものの、

一人暮らしするにはお金は必要だし、母には愛犬も連れて行け、なんて理不尽なことを言われています。

 

最初のチャプターでは、両親のせいにするのではなく、自分が今の道を選んだ、と言うことを受け入れる、と言う類のことが書いてありました。

もちろん、受け入れられるならこんな辛い思いをしていないし、

だからそこを配慮していない著者に対して私は嫌悪感も抱きました。

 

しかし、5つ目、6つ目の習慣を読んでから、あ、なるほどって思ったんです。

私と両親の関係は、今ロスウィン(Loss-Win)なんです。

私も両親に無理やり言われたことをやる。キレられたら怖くなって、体がこわばる。それで疲れる。でも両親は無理を言うのが普通だと思っているから、この関係は続く。だからどんどん私が耐えられなくて、両親もそんな私を見て「こんな子に育てた覚えがない」となる。

 

逆を言うと、両親は私のために何でもかんでもやってきた。やることに疲れているが、娘のためならと思って、良い学校にも行かせた。しかし、今の生活が普通だと感じている私にとって、その苦労は見えないし、両親が毎回喧嘩したり、自分に対してなぜかイライラしている。それを我慢して、爆発すると、娘が怯える。

 

と言う、両者のロスウィン。

私から見たら、「勝手に頼んでもないことをやって、勝手に見返りが来ないことに対してイライラしている」と言う風に見えるし、

そろそろ子離れしてほしい、と言う気持ちになる。

でも素直になると、正直子離れとか関係ないところでも頼られると、なんだか気持ち悪くなって離れたい気分になる。

 

すっっごいイライラする。

 

だから著者の言う通り、

今はウィンウィンになっていない。

ウィンウィンなら私も両親もハッピーなはずである。

それが今は皆イライラし合っている。

母はすごい理不尽だ。

理不尽だけど、理不尽になってしまう理由が絶対にあるはずで、

それは幼少期からの思い出もそうだけど、

もしかしたらそれ以外の部分も大きいのかもしれない。

 

相手の気持ちになって考えることが大事である。

そしてその思いを汲み取りつつ、自分にとってもウィンである方法を考えるって著者は言っていた。

つまりは、両親のイライラがどこにあるのか、それが分かれば、

ウィンウィンの交渉ができると言うことだ。

 

相手の不満を一つ解消すれば、私の不満も一つ解消してくれる。

相手のが解消した、と思ったのに私の不満が解消されていないのであれば、

きっとそれは本当の意味で「解消」されていないと言うことです。

 

だからまたこの場を借りて書こうかと思います。

 

さてー、

 

まずは母から!

母の不満は、

-家族の誰もが自分のことを気にしていないこと

-孤独を感じること

-お金の心配をいつまでもしなければ行けないこと

-夫と別のところに住んでおり、日本に帰ってきても、いつも出張や仕事のことで頭がいっぱいで、あまり自分との時間を大事にしてくれないこと

-自分の言うことを聞いてくれないこと(寂しい)

-娘たちが独り立ちしたら、自分は何をすれば良いのかわからないこと

-娘に依存したくないけど、でもどうすれば良いのか分からないこと

-皆当たり前のように過ごしているけど、自分が頑張ったから今があると言うことを誰も褒めてくれないこと

-娘が必要としてくれないこと

 

私の不満(母)

-勝手に私の部屋に入って、物を動かしたり、綺麗にしたりすること

-私以上に不安がって、何でもかんでも裏で準備を進めること(就職先、一人暮らしの家、裏情報など)

-急に目の前に現れて、勝手に話を進めること

-普通の楽しい会話ではなく、命令をするか愚痴を言うかのどちらかの時にしか話さないこと(もっと楽しく会話がしたい)

-自分の言う通りに動いてくれないと「誰も自分のことを大事にしてくれない」と嘆くこと。嘆いてもなんともしないときは、妹に八つ当たりを始めること

-私と妹を平等に扱わないこと

-なんでも「金がないから」と言って、自由にやらせてくれないくせに、自分のお母さんや兄弟家族にお金を貢いでいること

-平気で嘘をついて、自分はいい人かのように振る舞う偽善者なところ

-外でも急にキレること

-暴言、暴力上等なとこ

-自分の言う通りにすると「いい子」と喜ぶとこ

-上のことが全て起きないよう、普段から顔色を伺ったり、我慢すること、イライラすること。

 

怖い通り越して、気持ち悪いです。

機嫌よく話されても今までしてきたことを思い出すと、

普通になんかはなせません。

後、やっぱり思ってしまうんです。

母のせいで私の人生はこんなにも狂っているって。

でも、ここは著者の言うウィンウィンをまずやってみようかと。

 

まとめると、

母の要求は、

-愛されていることを実感したい

-もっと自分の言う通りに動いてほしい(自分を手伝うこと=気にしていること)

-お金をこれから私に与えなくてもひとり立ちできること

-必要として欲しい(私を助けることを生きがいとしている。または不安)

 

私の要求は、

-お金がなくても、困難な状況に置かれていても、私が助けを求めるまで一切手出しをしないこと

-距離を置いて欲しいこと(ほっとくこと)

-普通に楽しい会話がしたい

-嘘をついたり、偽善者ぶったりなど、母親どころか人として恥ずかしいことをしないで欲しい

-自分でしっかりとイライラの発散を済ませて欲しい。八つ当たりをやめて欲しい。

-権力でコントロールしないこと。

 

これいくつか衝突しているのよ。

母は私に愛されたい。でも愛されていない、必要とされていない、と感じるから、

ついつい構ってしまう。それでも構わせてくれないと、暴力暴言という強行手段に出てしまう。

私は母に愛されたい。でも愛を感じない、自分の欲求を満たすために私を利用して、依存させようとしているように感じるから、離れたい。でも離れると暴言暴力が始まって、叩きのめされ、発言が怖くなることで、イライラが続き、依存するような形になるのが気持ち悪い。

 

という感じ。

S極とS極がくっつこうとしている感じ。

 

だから私は母を愛している、ということを伝える。

その代わり、彼女から要求される理不尽な手助けはしない。

 

私は自分のお金の管理がしっかりしていることを証明する。

その代わり、これからお金の要求、またはお金を受け取ることを母は強制しない。

 

勝手に先回りして、色々と情報を調べたり、とお願いしていないのに助けて欲しくない。

全部一通り自分でやってから、問題を話してどう言う解決法をとって、それに対してどう思うか母に聞く。

 

うーん、何が一番難しいって、母は物理欲求をすることで愛されている、と感じるのに対して私は言葉とか気持ちに対して愛されている、と感じるから難しい....。

色々と物理的に助けてもらっても、私は自分で調べられるようになりたいからすごい困る...。

だから料理でもって母は言うけど、私も料理に興味持っているから自分で作りたい....。

あれかな、愛犬の面倒を見てちょうだいって言えばいいのかな....。

そもそも愛犬は家族で大事にしているはずなのに、なんか私のワガママで飼ったから私の犬だ、みたいになっているのが許せない。

でもそこは飲み込んで....。

と言うか私がお願いした時に助けて欲しいって言ったことあるんですけど、結局母がまた暴走するんですよね...。

 

と言うか今まで何度も約束事はしてきたし、私はいつも守るのに、

母が破って、それを指摘すると逆上することがあるのでどうすればいいのかわからないです....。

なんか本当にやってくれるのかな...正直私が5倍ぐらいやって、やっと動いてくれるような気持ち。

しかもその5倍もやったら、私も母に依存してしまうような気持ちです。

でもとりあえず今出てきたものだけでもやって見ましょう。

 

父については今度書こうかしら