なぜインターンをすることにしたのか (自己完結です。長いです。)

報告したか覚えてないのですが、

上海に2月下旬からインターンすることが決まりました。

そこで働いている日本人の方と東京でお会いして、

あちらの方にいる(外資系なので)方達も英語がうまい!来て欲しい!

とのことで...トントンと行きました。

 

それでですね、

今まで散々インターンなんてやりたくない、

社会で普通のお仕事が合わないし、げっそりするなんて言っていたのに、

なぜやろうと思ったのか、自分の心の整理も兼ねて書いていきたいです。

 

上海でのインターン外資系企業で、Uber foodsに少し似た形態の会社。

シンガポールにも支社があるところで、

運が良ければ、そこで正社員のお仕事がもらえるかもしれない、と思いつつインターンをお願いしました。

 

気持ちとしては、語学学校よりも安く上海に入れる、と思って選んだのですが、

なぜここまで中国にこだわるのか。

正直インターン行くだけなら、上海でなくとも、むしろシンガポールでやれば、

これから専門学校に行くお金もたまるし、自分が働く環境に付いて更に知ることができる。

なぜしないのか。これは私も友達と話した時から不思議でした。

なぜこんなに私は中国にこだわっているのだろうか。インターンに行ってしまえば、ほとんど英語だし、中国語は使わない。

中国語を勉強することがないのなら、なぜ私はまだこんなに行きたいのか。

 

一つは香港に留学した時に、自分の中国語が上手くならなかったから、

周りの環境が悪かったのか、自分の努力や行動力が足りなかったのか、

知りたいんだと思う。

香港では自分はベストを尽くしたつもりだった。なのに、精神的に病み始めていた部分もあって思い切った行動ができなかったとこもある。

し、自分なりに中国語勉強しようと思って、中国語で受ける広東語の授業を取ろうとしたり(人数不足でなくなった)、中国人と中国語で話そうとしたり(英語がペラペラなので、結局話しやすい英語で会話をしてしまう)、という不運続きというか、どうにもならないところも正直あった。

だから、中国語は思っていた以上に伸びず、すごい悔しいまま帰ってきた。

多分、私は人生で自分の思い通りにならなかったことがなかったから、

底しれず、出せると思った結果が出ていないことに、高いお金を払ってもらってまで行った留学で、自分を責めてるんだと思います。

また、私自身住めばすぐ広東語も中国語も身につくし、気合いと行動さえあれば、絶対に上手くなると思っていたのに、授業では皆自分より上手いし、

どれだけ勉強しても追いつかなくて、自分の限界を感じたというか。

自分のセールスポイントが伸びないことに人材としての焦り、不安、怖さを感じていたのかもしれない。

私から語学をとったら何も残らないからね。

だから必死だったんだと思います。必死すぎて、コツコツ勉強できずにただ焦って終わったというか....。

というか全体的にアイデンティティっていうものにぶち当たったから対処しきれずに留学は終わった、と思っています。

自分が人と違うのは、育った環境がユニークだからだ、とか。

自分の通っていた学部は本当にいい人たちばかりで、留学に行って、

学部の子たちみたいに、ストレートに考える人たちばかりではないことにも気づいたりとか。

後、自分のこと誰よりも優しくていい人って思っていたんですけど、

誰よりも腹黒いというか、自分は人と違って、カリスマ性があるから、優れているから、人を適当に扱っても大丈夫とか。

マイペースなのは性格だから、とことん好き勝手しようとか。

自分の性格に甘えているというか...。

でも全部違うんだっていうことが留学中にわかって、現実を突き出されて、

プライドが許せなかったんだと思います。いや、そんなことない、私は頑張ればできる。性格悪いのはあいつらだ。とか。あの子が悪くて私が正しい、とか。

今考えるとどっちでもいいじゃないか、と思えるんですけど。

自分の性格のどろっとした部分に気づいて認めるのが遅かったんだと思います。

なぜなら、どろっとした部分がなくてひたむきに頑張っている自分が強みだと思っていたから。

それが私を強くして、人と違うとこであって.....

ずっと強くなってやる。皆を見返してやるっていう気持ちだけで、上へ上へ上がっているような気分になって、上がっているのを自分でも感じていて、気持ちよかったのに。

上へ上がったところで、私は変わっていないんだと気付始めたんだと思います。

私は大学生活2年かけてここまできたのに。

ちょうど親とのトラウマなども思い出して、本当に心の中が忙しくて大変でした。

 

もし私がこのまま行っても変われないなら、強くなれないなら、

私はどこへ向かえばいいのだろう。何をしてればいいのだろう。

自分の性格がドロッとしたままなら、スキルが低く、人に対する意識も変わっていないなら、

何をすれば私は自分を愛せるのだろうか。

そういうところにいきついたんだと思います。

 

後は、友達で北京行った子がいて、初級クラスにいたのに北京であったら、タクシーの運ちゃんと意思疎通できていて、なんか羨ましかったです。

私もそうなりたかった。中国語うまい、下手以前に中国人とペラペラって話せるようになりたくて香港に行ったのに、私は何してるんだろうって。

香港に行ったことは間違いだと思っていません。けど、

上海の留学で私は、試してみたいんだと思います。

本当に環境のせいだったのか。

自分はもうこれ以上中国語が上手になることはないのか。

勉強ではなく実践だったらどうなのだろうか。

 

上海に行って、今の自分はもう大丈夫だっていうこと、自分の中国語はまだ伸ばすことができることを知りたいんだと思います。

 

他にも書こうと思っていたのですが、思っていたよりも長くなってしまったので、また今度書きたい、と思った時に書こうかと思います。