これからどうしよう 第三弾

フードコーディネーターをシンガポールで目指すのにはいくつか課題がある:

1)新卒

2)シンガポールでの需要

3)料理ができない

4)なんの資格を持っていない

5)英語の資格がない

6)お金がない

 

1)新卒

前も話した通り、

新卒で海外で就職するっていうのはとてもレアで、

某女子大学生もインターンなどで経験を積んでから新卒としてシンガポールで働いている。

つまり2、3年働いた人に勝つほどの強みがあってほしい、ということだ。

そのために料理なら料理の、

社会人としてなら社会人としての、インターンバイト、スキルアップなどといった経験を事前にたくさん積む必要がある。

 

それは行動にプラスして、前へ前へのめり気味に行く気持ちで挑むことで差を出せる。

 

2)シンガポールでの需要

シンガポール日系企業とローカル企業、どちらの求人も見てみたところ、

「メニューの考案」などというものがほんのわずかあるだけで、

「フードコーディネーター」なるものは全くなかった。

 

シンガポール人は日本食レストランが多いから、

きっと日本人、もしくは日本食レストランに詳しい人にアドバイスを求める人は多い。

そう考えるとフードコーディネーターのやるお仕事の需要は少なくはないと思う。

つまり「シェフ兼コーディネーター」みたいな人がそういったお仕事を引き受けているのかもしれない!

ということは....フードコーディネーター一本でやる前になんらかの資格やお仕事を経ている必要がある。

また、日本食を知り尽くしているそこらへんのシェフ兼コーディネーターにないものを持っている、そしてプロのシェフに並んで自分を売り込んでいくことが大事になる。

 

3)料理ができない

これ致命的。美味しそうなお店を探したり、美味しいものを食べるのは好きだし、料理するのも好きだけど、

 

ザ・適当。

 

あれとこの野菜を一緒に焼いたら、こんな味になるかな

この調味料を混ぜたらきっとあの料理に合うとか

想像しながら作るのが好きで、

 

「そんなちまちま調味料の量はかってたら面白くない!」

「間違えるから新しいものができるんだ!」

という適当ならではのモットーがある。

 

一回決めたら変えたくない

信念は貫く!(ただのめんどくさい人)

 

後は

いちいち測って、次に何してって順序立てて物事をするのが苦手なんです。

だから初めて料理した時も1時間半ほどかかりまして....。

私の不器用さは短期間でなんとかなるのかっていう疑問。

 

4)なんの資格も持ってない

昔から食生活アドバイザーっていう資格や、

フードコーディネーターの資格が取りたくて本とか買ってたんだけど、

同時進行でやるのが苦手なので大学が落ち着いたらって思ってました。

まさか4年生になって日本語(大学の授業は全て英語)をハンデに感じるとは。笑

ピーンチ

お肉にタンパク質があって、それをお湯に入れるとどうのこうの....

おおおお、何言ってるかわかっているけど頭に入ってこない!

というか5大要素などを英語で学んだ私は一から全て日本語で勉強するような気持ち。

だから勉強するってなったら

高校受験をするようなあの熱い気持ちでやり遂げる必要がある。

 

5)英語の資格がない

これは将来海外で働きたいって思っている私にはとても重要。

日本語の資格を取っても、海外では使えない可能性あり。

それなら海外の資格を取れば、日本語のハンデもなくなる!

と思ったのが、栄養士と食品安全のための資格だけ需要があるみたい。

ええ!コーディネーターみたなのないの?!

しかも調理師とかになるとシンガポールの専門学校に通う必要があるみたいで、

それならレベルの高い日本で料理しながら調理士の資格を取った方がいい。

だから資格なしでどうやってフードコーディネーターなるものになれるのか。

うーん、悩ましい。

 

6)お金がない

世の中、何をするにも金よねえ。

料理を勉強するということは、インターンであったとしてもそれなりのお給料しかもらえない。

それなりのお給料だと、私が日本の専門学校に行けるのは2,3年後、24,5才の頃になってしまう。

年頃の女の子としてはもう少し早く専門学校に行って、お仕事の場で結婚を考えたい。

となると、専門学校に行かず独学になるかと思う。

でも独学だとスキルに限りが出てくるのだ。

 

つまり要約すると、

相当の努力が必要ということがわかった。

 

シンガポールで働けるように相当の人脈を持つ必要がある。

そして、勉強して資格と知識を得るためのお金と時間と頭脳が必要だ。

新卒で受け入れてもらえるようなバックアップも必要。

しかも全てができたところで本当に需要があるのかわからない

 

私はそこまのリスクを背負って仕事がしたいかわからない。

正直フードコーディネーターとならずとも、

日々色んな食べ物のお仕事ができて、楽しければそれでいい。

料理人としてずっと厨房に立ちたい、と思っていなければ

ずっとメニューの開発ばかりしたいとは思わない。

 

できるなら、

週に2回ほど自営の小さいレストランを開いて、

その他の日はレストランで料理教室を開いたり、打ち合わせをしたり、

時には別の場所に行ってメニューの開発をしたり、

それぐらいでいいのだ

 

私はSHIORIさんみたいに、編集者に何度も送ったり、師匠の弟子になってずっと教えてもらったりするほどやりたい、という気持ちがないのだ。

ameblo.jp

果たしてそんな気持ちでなれるのか?

フードコーディネーターでなくとも、そういったことはできるのでは?

 

色々ぐるぐると回ります。